「龍馬伝」感想 no.8

2010/02/23 09:47

龍馬伝 第8回 弥太郎の涙 2010.02.21放映


今回の主役は、岩崎弥太郎でしたね。面白かったと思います。

香川弥太郎の演技と汚さは大変強烈で(笑)、弥太郎のイメージがすっかり固まってしまった。弥太郎の経歴とかを読んでいても、香川弥太郎が文字の上を跳梁跋扈している。ドラマ開始の頃、弥太郎の汚さに三菱からクレームが入ったってホントなのかもしれない(^^;)。

江戸遊学中の弥太郎の許に、父・弥次郎が怪我をしたという知らせが入り、弥太郎は急ぎ帰郷する。
ここ「父、入牢」じゃなかったよね? 酒席でのケンカの挙げ句に入牢と、庄屋の横暴に対する抗議の末の大怪我ではえらく状況が違う気がしますが、まいいか。何しろ、今までの弥次郎は良いとこなしだったからねぇ(笑)

江戸から土佐まで、成人男性の足で30日かかる処を16日で帰郷した、というナレーションがかぶる弥太郎の姿はなかなか見事。裸足で、とるものもとらずに駆ける駆ける。転がりながら駆ける。「どこまで息子の邪魔をしたら気が済むんじゃあ。くそう、くそうっ!」とわめきながら、それでも駆ける。
帰宅した弥太郎の姿に龍馬が感激したのもわかるわな。

弥太郎の悪口雑言というのは、感情の裏返しなんだろうか。いや、ストレートなのかもしれんけど。
あれだけアクが強くて、悪態をついてばかりなのに、憎めないヤツ。わたしゃ、現実のオトモダチにはしたくないタイプだけど、愛嬌があるというか、人を惹きつけるものを持っているのかも知れませんな。凄く汚いこともしそうなのに、何か真っ直ぐな感じがあるのは香川さんの演技のたまものなんだろうか。

何度か抜刀するシーンがあるけど、錆びてて刀が抜けない。「ぎぎぎぎぎぎ」と音が聞こえてきそうで、笑ってしまった。
庄屋である島田屋敷へ乗り込んだ弥太郎が、虚仮にされるシーンは土佐における地下浪人の扱いの低さを物語っている。それにしても、どこの家もすごく綺麗にみえるんだけど(笑)。弥太郎が汚すぎるのが一番の原因だわな。

庄屋では「非は岩崎弥次郎にあり」と言われ、当然奉行所でもそう沙汰がくだっている。
弥太郎は、ひたすら奉行所に訴え続ける。
龍馬は、武市に相談に行くが、けんもほろろの扱いを受ける。当然、長兄・権平にも諫められるが、坂本家の女たちは逞しい。広瀬加尾は世間知らずという印象を受けるけど、この場合の坂本家の女たちにそういう印象はない。何が違うのかわからないけど、「覚悟」を抱えた明るさみたいなものを感じる。乙女姉役の寺島さんは、第60回ベルリン国際映画祭で日本人3人目の最優秀女優賞を受賞されましたね。

そうそう、悪鬼のような武市くんですが。
彼もとうとう江戸留学となりましたな。
でも一番印象に残ったのは、武市・母である菅井きんさんの「半平太…」の一言。
たしか、武市くんは母を残して江戸に行くことはできない、とか言ってませんでしたかな? 彼の偏向ぶりの深さがうかがえるワンシーンじゃなかろうか。武市は暗いというより、暗闇に堕ちてしまいましたな。

さて、この龍馬伝、前にも書いたけど場面がコロコロと切り替わり、ついていくのが大変なのだ。
手法としてはおもろいのかもしれないが、感情移入している時間が短すぎ。もうちょっと丁寧に気持ちを折って欲しい場面がいくつかある。
で、毎度唐突に感じるのが、加尾と龍馬のシーンね。
加尾が龍馬を好きなのはわかるんだけど、龍馬くんは何時の間に!? って感じでした。

龍馬といえば、脇役に回った今回は好演していたんじゃなかろうか。
あちこちで龍馬の成長を感じることもできたし。
復讐を口にする弥太郎を「負の連鎖」と言って諫める龍馬だが、負の連鎖って何だろうと考えてしまった。
互いに復讐を続けることは確かに虚しいモノだけど、それが「法に照らした御上の裁き」ならそれでいいってもんなのだろうか。
結局、頼みの綱の吉田東洋には助けてもらえず、弥太郎は奉行所へ落書きして入牢することになるわけだけど。
人は、こういう感情をどうやってどこに納めるのだろうか。何が正解なんだろう、と考えてしまった。

ところで、今回香川弥太郎と並んで大迫力だったのは、田中泯さん扮する吉田東洋なり。奇怪(きっかい)とでも言おうか。
嘆願をする龍馬と弥太郎にむかって「ワシは天才だから何をしてもいいんじゃ!!」と言い放ったのはびっくりした。吉田東洋ってあーゆー人だったの?
「何の力もないもんは黙っちょるしかないもんじゃ。それが世の中じゃ」って、そりゃ驚くわいな(笑)。
この人の場合、権力や身分によっているわけではなくて、己れの才を頼んでいる処が、庄屋や上士との印象が違う所以だろうか。となると武市とはまっこと相容れ為さそう。でも、実は似た者同士なのでは?(笑)。才子がふたりとなれば、互いに上下関係がある(身分ではなく、才能の上限関係)場合はいいとして、そりゃ、自分が生きる場所を得るために、相手は蹴落とすしかないよな。って、何かが違う?(笑) この後、弥太郎は東洋に遣えることになるのはわかるよね。

「官以賄賂成 獄因愛憎決」
弥太郎が奉行所の門扉にでかでかと掘った文字。
あれだけ、ぎこぎこと門前で騒いでいて誰も出てこないのはおかしかろうと思ったけど、まあご愛敬? やはり墨で書くくらいじゃないと途中で捕まっちまうんでないのかいな。
「ワシは何も悪いことはしちょらん!」とでも言いたげに牢に入るのを全身で拒んでいた弥太郎が、最後に叫ぶのが「龍馬あああ。見ちょれ、ここから必ず這い上がってみせるぜよ!」って。はい、ここは龍馬伝でしたな。

相変わらず淡々として見える龍馬と、動揺しまくりの弥太郎の関係が見えて、面白い回だったと思う。
来週は、また江戸かな。楽しみにしたいと思います♪

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天から降るもの

2010/02/20 20:34

以前、小学校で図書のボランティアをしていたときに、『デルトラクエスト』を好きな男の子がいた。
全巻読破してしまった彼は、新刊が出るのをそれは心待ちにしていた。

『デルトラ』は初心者向けのファンタジーだと思う。この子ならもう少し難しいものでも読めるだろうと思った。
同じエミリー・ロッダの書いた『ローワンシリーズ』なんかいいんじゃないだろうか。
私は、彼に勧めてみることにした。

「あのね。『デルトラ』と同じ人が書いた本があるんだよ。読んでみない?」
彼は、きょとんとしていた。
たまたま、傍にいたお母さんも「同じ人が書いたんだって」と勧めてくれたが、彼の表情ははかばかしくなかった。

うーん。『デルトラ』にしか興味がないのかな? 私の選書が悪かったか? と、ずっと気になっていた。

数年後読んだある本に書いてあった。

「小学校の低学年のうちは、物語(=本)を誰かが作ったものだ、という意識はありません。物語は、(まるで神さまが用意してくれたように)そこにあるのです」

なるほど! そういうことか。
確かにその通りだ、と自分を振り返って思う。

物語は、ただ、そこに存在しているだけだった。
それを、誰かが作ったものだと、いつ知ったのだろう。

…覚えてないな(笑)。

もちろん、この時期には個人差があるし、最初から或いはかなり早い段階から「物語を作る」ことを意識している人がいるのは知っているけれど。私にとって、物語は「読む」ものであって「作る」ものではなかった。自分の妄想や想像とは完全に別次元にあるものだったのだ。

そして、同じように「本」も「ただそこにあるもの」だったんだよなぁ。

それを書く人がいるのは、さすがに知っていた。
書店で売っているのも、もちろん知っている。

けれど、それを編集して、印刷して、製本して、売る人がいると言うことを、その過程を実感として自分の中に受け止めることができたのは、実はこの1,2年のことだったりする。

こんなにもたくさんの人の手を経て、本はここに存在するんだなぁと思ったら、めっちゃ愛しくなってしまった。

「物語」も。「本」も。

我ながら、遅すぎ(笑)
我ながら、あほ。だとは思うけれどね。

ガリ版とか、ボールペン原紙とか、印刷室とか、インクの匂いとか、輪転機とか。(コピー機ではない・笑)
想い出話をしていたら、やっぱ本が好きだなあ、としみじみと思ったのだった。

もしも、次の人生があるのなら、今度は本を作る人になってみたいなぁと思う。

びょーき、なんですかね?(笑)

よもやま  | コメント : 2  | トラックバック : 0 |

うわー雪!

2010/02/18 09:53

朝起きてびっくりした。雪だよーーー。

こんなに積もっているとは思わなかった。

あまり雪には縁のない関東育ちなので、雪が降ると嬉しくてしかたなかった。子どもの頃は(笑)。

今日は仕事だ。こりゃ歩きだな。

車は車検で台車だから、タイヤがノーマルだよ。夜になって凍ったらコワイから乗っていけないよな。
買い物どーしよーーー。うーーーん。

今のところ降ってはいないし、道路に積もってもいませんが。
何だか間が悪いな~(^^;)。

車検もね~、ブレーキパットを交換して、エアコンフィルターを交換して、マフラーがさびて崩れ落ちそうですから交換してくださいと言われ、その上、はいているスタットレスが3㎜はみ出てるからノーマルに変えてもらったのに、そのノーマルタイヤに傷があって交換ですって。
うぎゃーー。

ええ、雪に負けずに働きます!! 稼ぎます!!
がーんば!

よもやま  | コメント : 4  | トラックバック : 0 |

フィギュアスケート

2010/02/17 22:32

ラヴェルの「ボレロ」と聞いて、何を思い浮かべるだろうか。
バレエ、という人も少なくないだろう。

だが、私にとって「ボレロ」はフィギュアスケートの代名詞だ。

1984年のサラエボオリンピックに於いて、イギリスのトービル・ディーン組がアイスダンスの演技で選んだ曲が「ボレロ」である。
オリンピック史上初めて、9人の審査員全員から6.0満点を得て金メダルを獲得している。

私はこの演技をリアルタイムで見ており、大変に衝撃を受けた。こんなに美しいものがあるだろうか、と。そして、フィギュアスケートのファンになった。
それまで、フィギュアなんてほとんど興味が無かったので、この演技がどういう意味を持っていたのかを知ったのは後年のことになる。

アイスダンスと言えば、それまで社交ダンス的な演技が主流だったが、ふたりはプログラムに物語性を持たせた。ふたりが氷上に伏して演技を終える、叶わぬ恋の物語だ。
40秒も膝をついたまま演技を続け、4分という制限時間を18秒も越えて演技をしたという型破りさもあったそうだ。

そうして「ボレロ」は伝説になり、長い間この曲は使われることがなかった。アメリカのミシェル・クワンが「ボレロ」を使うまで。(たぶん、こっちもリアルタイムで見ていると思う。クワンのスパイラルは素晴らしかったですね)

以来、私は機会があればフィギュアスケートを見るようになった。近年になって話題にのぼるようになってからは見なくなってしまったけれど(笑)
で、やっぱりロシアが綺麗だな~と思うことが多い。

今日は男子のショートプログラムをやっていたのかな。
プルシェンコ(ロシア)の演技は見ました。安定しているので見ていて楽しいですね。3年のブランクがあったとは思えないほどに、ぴょこぴょこと4回転ジャンプを跳んでました。スピンがイマイチだったように思いましたけど。
高橋くんは見はぐった。
織田信成くんは頑張ってましたね。最初のジャンプが不安だったみたいだけど、それが成功してからは安定していたようだし。信成くんはなかなか剽軽なお顔をしているけれど、でも滑っているのを見るのは好きです。フリーも頑張ってくださいまし。
もうひとり。小塚くんは申し訳ないが知らないのじゃ。

フィギュアのルールが変わって以来、どうも良くわからないんだよね。
何しろ、専門の知識なんて何にもないから、ジャンプにしても、「今いっぱい回ったような気がするから3回転だ」という程度なわけ。
見ていて美しくて、感動するから好きだったのよね。

ルール改定以来、あれもやんなきゃこれもやらなきゃで、何だかスケートを楽しめなくなってしまい、興味が薄れた。以前のルールがいいとは思わないけど。(何しろ、自国選手に高得点を付けるのが【あたりまえ】だったのだから)

久しぶりに見たフィギュアがプルシェンコの演技で、何だかとても楽しそうに滑っていたので「ボレロ」を思い出したのだった。

真央ちゃんもがんばれ~☆

よもやま  | コメント : 2  | トラックバック : 0 |

「龍馬伝」感想 no.7

2010/02/15 22:59

いつのまにやら感想も7回目です。続いているということは、楽しんでいるということですな♪

★「龍馬伝」第7回 遙かなるヌーヨーカ 2010.02.14放映

今回は、最初で最後の龍馬・武市・弥太郎、3人の揃い踏みということで大変に楽しみにしていた。
最初の回の弥太郎が強烈だっただけに、どうも、インパクトが弱いよねと思っていたここ数回だったので。

やはり、龍馬はさらりとしすぎて、どうも印象が弱いよねぇと思っていた。
だがしかし。こうして昨日の「龍馬伝」を思い返してみて、最初に思い浮かぶのは、桂浜で龍馬が絵を描いている姿だった。
あれ?
自分でも、ちょっと驚いた。武市でも、弥太郎でもなかったんだよね。
ということは、私の中にあの福山龍馬が居着き始めたってことなのかも。自覚がなかっただけに、少々驚いたのだった。

さて、楽しみにしていた揃い踏みだけど、終わってみたら、八平役の児玉清さんばかりが残った。
(――これは、私の個人的な事情からきているのかもしれない。半年ほど前に母を亡くしたので。)
龍馬が夢を語り、八平が「おまんはそんなことを考えちょったか」と言うだけの、それだけのシーンなんだけど、八平の龍馬を思う気持ちが滲み出ていて、とても良いシーンだった。
ウチの父親が言うんだけど、「これを食わなきゃ死んでしまう、という時にそれを譲ってやることができるのは、親から子へだけだ。たとえ、兄弟でも奪い合いになるだろう」と。これは、戦場に立つことはなかったにしても、戦争を経てきた人間の実感なんじゃないかと思っている。
八平の姿は、それを思い出させた。
ぼろぼろと、泣いてしまっただよ。
親子といえば、弥太郎と弥次郎の親子も良かったなぁ。弥太郎が江戸修行に出かけて行こうとするシーンだ。
弥次郎役の蟹江敬三さんは、ホントうまい。全然喋らないのに、あの我が儘で辛抱無しの弥次郎が、表情ひとつで「父親」であることをみせるだよね。弥次郎の中に、弥太郎を思う気持ちがあることを、あっちこっちでちらちらと見せてくれる。怠け者親父(には変わらないんだけど・笑)の心のひだ、とでもいうのかな。ぐっと、気持ちをつかまれたような気がする場面だったな。

さてさて、お楽しみの3者揃い踏みね。
まずは、武市の道場。この変わり様は凄かったね。
頭が変わるとこんなにも変わってしまうものなのだろうか、と唖然とする。あの明るく、自らの想いを語り合っていた青年たちはどこへ行った? 武市が初めて媒酌人をしていた結婚式のあの明るさは、どこにもない。暗い道場で、一糸乱れずに剣を降る若者たち。あれ、真剣だったよね? 確か前回までは木刀だったでしょう。
――誰も止められなかったんだろうか、と考えてしまった。ついていけない者は、やめてしまったのか。尊敬する師を、いつまでも尊敬していたいのはわかる。だけど、それにしても、ね。
「狂気」というのは、本人だけでなく周りをも巻き込むものなのかもしれない。時代、とも言うのだろう。
このあたりの大森さんの演技は、素晴らしいですね。
町中で「難しいことは武市先生が考えちゅう」と行った以蔵の言葉は、明るかった。そして、それ故に進んだ道の果てに、以蔵は己れの一生をどう振り返るのだろう。

加尾と龍馬の再会は、なんだかなー、でした。
龍馬って加尾が好きなの??? 天然にも限度があるだろうさ。

それとは対称的に、弥太郎のプロポーズは良かったですね!
って、結果は火を見るよりも明らかでしたけど(笑)。あの弥太郎のがっかりした顔! 龍馬へのヤキモチを全く隠そうとせず、俺は日本を動かす男になるんじゃ! 土佐のおなごはみんなくれてやる! って、いや、良かったです。
あの真っ黒な顔の中で、香川さんの目だけがぎょろりぎょろりと動くでしょう。それが、いろんな想いを語ってくれる。

と思ったら、あの飄々とした大泉長次郎はどうよ? 面白かった! 近藤長次郎は、後の亀山社中設立のメンバー。社中の資金の横流しが許となり切腹に至る長次郎だが、今後の活躍が楽しみだ。
ええと、長次郎は河田小龍の弟子になっているのだけど、あそこん家はネコがいっぱいいたね?(笑)
武市・弥太郎・龍馬が揉めに揉めている後ろで、やたらネコがいっぱいいるの。昼寝しているし。

で、この3人のかけあいは面白かった(と見ている時は思ってた)。
「攘夷」という思想に縛られ、己れを見失っている武市。弥太郎のアクの強さは、すごみを増したか? 龍馬のおろおろぶりはまあ情けない。
でも、武市が演説しているときの香川さんの呆れ顔はみごとだった。そして自分も江戸修行に行くことを告げ、「武市半平太に勝った!!」とわめきながら退場していく。いや、弥太郎らしい。でも、現実にオトモダチにはなりたくないわ、絶対(笑)。

リリーフランキー扮する河田小龍は、この三者掛け合いのシーンよりも、八平の寝床の横で絵を描いている姿の方が魅力的だったなぁ。
「この家は、実に気持ちいい。皆があなたを敬い、人の温かみに満ちている。だから、末っ子はやさしい男になった」
この後に、龍馬の器の大きさを予言するんだけど、それがなくても十分じゃないかと思う。父親として、それだけじゃ不安なのもわかるけどさ。おっきな器を持っていなくても、土佐で生涯を終えたなら、もしかすると龍馬は穏やかな一生を送れたのかもしれない。たとえ、歴史に名を残すことがなかったとしても、だ。
父親としてはどうなんだろうね? たとえ短くても、才あり命を燃やすような生涯を良しとするのか、家族を持ち、穏やかな一生を全うすることを望むのか。
まぁ、思った通りにやってみろ、というのだろうし、そう思うのだろうね。どちらにしろ、順番が逆でなかったのが一番の親孝行だろう。

見終わって、福山龍馬はイマイチ説得力に欠けるよなぁと毎回思う。
初めて一緒に見た夫に感想を聞いてみたら「僕の思っている龍馬像とは違うからねぇ」と言う。「それって、龍馬像に説得力がないってことじゃないの?」と聞いたら、「いや、それは個人の好みの問題でしょう」と言う。
私の思い描く龍馬像と違っていても、あぁこういう龍馬もありかもしれない、と思わせてくれるのが役者の演技ってもんじゃないの? と反論してみたが、「それは違うでしょ」と一笑に付されてお終い。
納得いかねーーーー。
と、思っていたのだけど、こうして思い返した時に真っ先に龍馬を思い出したってことは、夫の言うことに一理あるのかもしれないと思った。やはり、「私の龍馬像」に近しいものであって欲しいという願いは、自分で思っているよりもずっと強かったのかもしれないな、と。
福山龍馬も、案外面白いのかも知れない、とちょっとこれからに期待してしまったポトスでございました。

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食い意地のはった怪獣たち

2010/02/13 08:01

我が家には怪獣が2匹いるので、どんなに料理が嫌いだろうとお弁当を作らねばならない。こればかりは致し方なし。
とはいえ、6時半までにできあがればいいので、さほど早起きすることもない。

それにしても、たったあれだけのおかずのスペースを埋めるのが案外面倒。と思っていたので、品数を決めてしまうことにした(笑)。
お弁当のおかずは5品。
卵料理が1品。青い野菜が1品。冷凍食品が1品。残りは、あるもの。
と考えたら、ワンパターンではあるが、お弁当作りがさほど苦ではなくなった(笑)。もちろん、日によって増えたり減ったりもするけど、基本はそれ。

たかがお弁当作りなんだけど、何事も段取りさえ決まってしまえば後はどうにかなるもんだ、などと思っているのであった(笑)。

そのお弁当だが、不思議と息子は残してきたことがない。<単に食い意地が張っているだけ
その息子が「今日のお弁当、カレーのヤツがおいしかった!」と言う。<貧弱な語彙(^^;)
は? と私はぽかんとしてしまった。カレーなんて今日入れてないよ?
「ほら、何かカレー味のあげてあるヤツがあったじゃん」
?????
「すげーうまかった」
って。

あの。
もしかして、「かぼちゃのコロッケ?」

大爆笑である。
しかも、冷食(爆)。

「ぷぷぷぷ。怪獣ちゃんはおもろいねぇ。ネタの宝庫だ。日記に書いちゃろ」
と言ったら、ちえっと言う顔をしながらも、「出演料もらうからね!」とのたまう。
「そうだなー、俺が出たら一回100円ね。そしたら、1か月3000円くらいの収入になるかな?」
って、あんた。
「えっ! あっ! それじゃ、毎日出演ぢゃん!!」
と、自分の言ったことにようやく気が付いた(笑)。

やっぱり出演料払ってもいいかもしれない、と思ってしまったかーちゃんであった(^^)。
ぷっぷっぷ。

そうそう、先日お友だちに石鹸をいただいた。
白と茶色のおさかなちゃんの、かわいい石鹸だ。ありがとうございまっす。
前にいただいた石鹸で顔を洗っていたのだけど、そろそろ無くなりかけていたのでとても嬉しかったです♪

でも。テーブルの上に置いてあったそれを見て、次男が言った。
「おかーさん、このチョコレート食べていい?」

どうやら、食い意地が張っているのは長男だけではないらしい。
もしかすると、この親にしてこの子あり、と言うのかも知れない(笑)。

さて、週末は労働だい! 

よもやま  | コメント : 6  | トラックバック : 0 |

うふうふうふ。

2010/02/12 02:20

昨日演奏会に出かけてきた。
音楽音痴(って変な言葉だね・笑)なワタシは、聞いて感動した気持ちを語る言葉を持ち合わせていない。(すげー、良かった、感激したくらい)だから、演奏会に行って「あぁ今日の演奏はよかったなぁ」とか「素敵」と思っても、日記に書くことはあまりない。
その上、どの辺がどう良かったのか、自分でもわからないのだ。歌(特に合唱)が入れば、それなりに好みも出てくるのだけど、オケになると全くわからない。音の良し悪しも、演奏の良し悪しも。もちろん、外部評価と合わないことも結構あるし。
それでも聞くのは嫌いじゃないので、ひょこひょこと出かけたりはする。

いいわけが長いな(笑)。

今日出かけたのは、すみだトリフォニーホール。期待に違わず、とても素晴らしかった!
このオケは、「ショスタコばっかり演奏しているへんなオケ」と嬉しそうに話す人がいたので、昨年初めて聞きに行き、いっぺんでファンになってしまった(^^)。

ショスタコーヴィチという作曲家を、実は近年までワタシは知らなかった。
「ショスタコの○番はいいよね!」とオケ好きの友人たちは話すが、ふう~ん、だったワタシ。
こうして首都圏に住むようになって、演奏会にも出かけるようになり、あちこちでショスタコーヴィチという名前と曲は耳にするようになったが、あまりというより、ちっともわからなかったのだ。

それが、ここのオケは別。
昨年は「森の歌」という合唱つきの曲だったので余計なのだと思うけど、とにかく「すごい」。
申し訳ないが、何が凄いのかはよくわからんのです。
熱が違う、とでも言うのかなぁ。その日、客席にいるだけのワタシがそう思うのだから、そこに関わっている人たちのそれは特別なものに違いない。昨年は確か隣の席で一緒に聞いていた筈の人が、今年はステージの上にいたという気持ちが、何だかわかるような気がする演奏だった。
すんません。素晴らしかった、としか言葉が見つからない。

私はオーケストラに関わったことはないが、社会人がそれを続けて行くのは大変だろうということは想像がつく。
日々仕事が終わってから、練習がある。家で楽器をさらうことができるのは、かなり限られた人なんじゃなかろうか。技術を保つのは大変なんじゃないか。
その上演奏会だ。金額の問題じゃないと思うけど、地方の学生の合唱の演奏会でさえ、100万単位の金が動いた。首都のアマオケとなれば、その金額も、マネージメントもその比ではなかろう。準備も当日の采配も、楽団をまとめることも。
ほとんどの席が埋まったホールを見ながら、なんだかやっぱり凄いなぁ、と思った次第である。

昨年も一緒に聞いた友人とは、「……もしかして、あの演奏会以来1年ぶりでしょうか?」と笑い合ったりしたのだけど、彼女も同じように「良かった! 来年も来たいね!」と言ってました。
私は会場に来るなり「昨年の演奏会の分、ください♪」と早速CDを購入した。彼女も「私も欲しいな~」と言っていたと思うけど、買ったのかな? 来年は今年の演奏会の分を買わせていただきます☆

また来年も、同じように友人たちと演奏会を楽しめることを願っています。

そうそう、パンフにあった「ダスビの日記帳」もとても楽しく読ませていただいた。
何だか、とてもパワーを貰って帰ってきたような気がする、とても良い一日だった。

あれ。簡単に書くつもりが長くなったな(笑)。
いや、タイトルのうふうふうふにはもう一つわけがあるのだな。

夫はとてもマイペースな人で、流行なんてものに興味は一切ない。自分が興味のあるものにしか興味を示さない人だ。
だから、結婚当初から、思い出したように「ヤマト」のビデオを見るのも彼だった。
その他にも当然好みはあるが、その中のひとつに「スペースコブラ」がある。
実は私も好きなので、一緒に見る。子どもたちも、一緒に見る(笑)。
私の場合、ヤマトの他に好きだったアニメのひとつでもあり、野沢那智さん大好きです。

で、その中に、タイトルは忘れちゃったけど、ベガというウィング星人の出てくる話がある。
このベガ役が、青野さんなんだなーーーー♪♪♪

それまで本を読んでいたわっちだが、青野さんの声が聞こえたので思わず顔を上げてしまった。
友蔵じいさんは、真田さんには聞こえないけど、このベガ、真田さんなの~!
こういう言い方は青野さんに失礼なのかもしれないけど、とってもかぶるの~!
野沢さんには申し訳ないけど、青野さんの声しか聞こえなかった~♪(^^)
きゃ~!

家族の前なので、一応心の中だけで叫んでみたけど、たぶん、かなり顔が緩んでいたことは否めない。

普段は、私が声優さんの話を始めるといやな顔をする夫が、
「この声優さん、誰だっけ」
という<わざとか、コイツ
「青野さんでしょ。青野武さん」
「…青野さんて他にも誰かやってたっけ?」<ぜってーわざとだな(笑)
「真田さん。――とか、友蔵じいさんとか?」
「ああ。そうか」
って、わかってて言ってね? と思ってしまった。

たぶん、かなりアヤシくにまにましながら見ていたことだろうと思う。
あぁ、嬉しかった(^^)

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子育ての。。。春

2010/02/10 08:32

「おかーさん。何だか入学式思い出しちゃった」(^^)
帰宅した怪獣の第一声である。

まるで春のように気温の高い「うららか」といった一日だった昨日。

「何かさ、土の匂いとか、樹の匂いがするっているか、空気が春みたいだったね。
入学式を思い出しちゃった」ということらしい。

ほおお。そんな事に気が付くようになったのか、とちょっと見直した。

ウチの怪獣その1は高校1年生。
小学6年で転校し、その後の中学生活も難しいことがたくさんあり、それでも一日も休まずに登校し、希望する高校へ入学した。
別に一日も休まないことが最上だと考えているわけではない。それでも「ここで休んだらオレの負けだ」と彼なりに考えて、それを実行したことはたいしたもんだと思っている。
どうも何か悩んでいるらしい、学校で何かあったらしい、と思うことはしばしばだったけれど、肝心なことはあまり話してくれなかった。2年から3年になる時だったかな、詳しい事は言わないんだけどどうやらやばそう(簡単に言えば、いじめね)だったので担任に相談したりもして、「○○なんかに負けるなーーー! やられたら、やりかえして構わんぞっ。何かあったらかーちゃんがすみません、親がやって良いって言いましたって謝りに行くから、何も気にせずやり返してこーーい! 打倒、○○!!」なんて気炎をあげていたこともあった(笑)。

塾へ行くようになったのは、中3の夏休み。
これは、この周辺事情ではかなり遅い。朝7時から夜12時近くまで勉強付けになる夏合宿は、かなり強烈だったもよう(笑)。私は習い事をほとんどさせてこなかったので(禁止していたわけではない。本人がやりたがらなかった)、初めての塾通いは大変だったと思うが、やればやっただけ成績が上がる、という経験は本人的には新たな発見だったみたいだ。

真面目に言われた通りのことだけやっていても、何かを為すことはできない(=人よりもできるようにはならない、というレベルだけど)。ということも、身をもって感じることができたらしい。
今頃かい、と言われればその通りなんだけど、自分で実感することは大事だ。
それが、現在の部活動(らぐびー)にいかされている。
もちろん、勉学に生かされているわけない(笑)<おめー勉強しろよ。脳みそまで筋肉になるぞっ。

一年、早かったんだろうなと思う。
幼い頃から言葉が遅く体の大きかった息子は、口よりも手が出る方が早かった。どんなに悔しい思いをしても、手を出したら負け。喧嘩両成敗にはならないのだ。正論も、妥協案も、いっぱいいっぱい言い聞かせた。納得できたことも、できなかったこともあったろう。そして今の彼がある。素直で真面目なのがとりえの、カメのような歩みのヤツだ<って、ガメラかい?(笑)
昨年は合格チロルチョコ、なんて貰ってきてたけど、今年は一個くらいチョコもらえるといいやね。
青春真っ盛り、と言った感じの怪獣をみていると、あの時代に帰りたいとは思わないまでも、楽しそうでいいなぁとは思う。

怪獣その2は、まだまだ悩みの真っ最中。混迷を究めている。こちらも私が何をしてやれるわけでもなく、ご飯を作って食べさせるくらいしかできやしない。
自分で辿り着いた答えが一番強い。
そう信じて見守るしかないかーちゃんであった。

そういえば、ここ数か月ヤマトにはかなり敏感に反応するかーちゃんをみて、家族が大笑いしている。
「ヤマトにだけ、かぶりつきだよね(笑)」ってほっといてくれ。
先日ヤマトファイルを見て、これ欲しいから買っていい? と家族に聞いた。(いや、許可を得る必要はないんだけどさ・笑)

怪獣2「えっ!! 欲しいの!? 買うの!?」
ぽ  「うん。欲しい」
怪獣2「へえーー。欲しいんだ」
   (私はコレクターではないので、CMを見て欲しいと言ったのが珍しいらしい)
怪獣2「でも、どこへ置くの?」
   (本棚は既にいっぱいだ)
ぽ  「本棚を買う!」<ホントかよ(笑)
怪獣1「え、じゃあジャンプも置いていい?」
ぽ  「やだ。ジャンプなんかと一緒にするな」
怪獣1「むっ。ヤマトなんかと一緒にするな!」
ぽ  「ふんっ」
怪獣1「ふんっ」

怪獣2「にーちゃんもかーちゃんもいい加減にしなよ…」

などと漫才をしているのだから、へーわといえばへーわである。
ちなみに夫は「あー。好きにすれば?」だった。基本的に夫もヤマト好きだしね。

さてさて、花粉が飛びそうな一日が始まる。
あー、早く耳鼻科に行かなきゃ!!

よもやま  | コメント : 2  | トラックバック : 0 |

やっぱり「龍馬伝」感想。no.6

2010/02/08 09:45

気が付くと日曜日、「龍馬伝」ぢゃんと思うわけです(笑)
宇宙図書館のバレンタイン特集には、たくさんの方にご訪問いただきありがとうございます。
あと1週間ですが、お楽しみいただければ嬉しく思います(^^)。

さて、恒例?「龍馬伝」感想です。

★「龍馬伝」第6回 松陰はどこだ? 2010.02.07放映

「剣では黒船に対抗できない。自分はどうしたらいいのか?」と、龍馬は相変わらず迷いを抱えたままでいる。千葉道場には顔を出さず、桂小五郎に会いに行き、吉田松陰と出逢い、そして答えに辿り着く。というのが、今回の大筋。そして、黒船騒ぎは高知にいる、武市半平太そして岩崎弥太郎の運命をも変えて行く。

 ってことだと思う。物語的には、悩みまくっていた龍馬が開眼するところがキモなんだろうけど、とにかく場面の変転がめまぐるしく、時間の変化も把握しにくい。
龍馬はどれくらいの時間迷い続けていたのか?
一刻が過ぎるのも、一日が過ぎるのも、数日も何か月も、みんな同じようにひとっとび。
わっちが莫迦なのか? 龍馬の気持ちの変転にちっともついて行けない。いろんなものを詰め込み過ぎじゃなかろうか。いや、いろんな要素があって、いろいろ迷ったのはわかるんだけど、うーん、その辺はイマイチだったな。

 対称的に印象に残ったのは、武市半平太(大森南朋)だ。暗かったね! 暗い情念が道場の中に渦巻いているのが見えるようだった。
 このドラマが始まった頃の武市は、清廉潔白、高潔な武士というかなり爽やかなイメージだった。龍馬の奔放さや弥太郎のアクの強さと対称的に描かれていて、晴れ渡った空みたいな印象だったのにね。
それが、龍馬が江戸へ出ていったあたりから陰が出始める。「立派な武士であれ」と規定するが故に、己れの中に澱のように溜まってゆくものがあった。
そして、黒船来港。
一度は認められた意見書が、「上士ではない」という山内容堂の一声で切り捨てられる。けれど、吉田東洋はそうじゃなかったよね? 下士であっても、武市を認めていたはず。いや、認めようと思っていたというべきか? 攘夷決行の意見書を、本気でそう思うか? と東洋に問われ、それまでの男か、と切り捨てられる。それを武市は「下士であったが為に蔑ろにされた」と解釈し、東洋への恨みを募らせる。それが、あの道場のシーンだ。
 
結果として武市は「神国日本」「攘夷」から離れることができずに、幕末の動乱の中、暗殺というものに手を染めてゆくわけだけど、そこへ辿り着くまでの道筋はこの数回できっちりと見せてもらった。
大森さん、さすがです。「攘夷」からとうとう離れることができなかった武市の限界と、自由(=龍馬)への妬心と、下士であることの鬱憤が、今回ひとつになって武市の中にどす黒いものを形成した。
 青空が、どす黒い黒雲に変化してくさまは、とても興味深かった。

 東洋は、「攘夷は不可能」と考えている。四賢候といわれた「公武合体」の容堂の懐刀だもんねぇ。容堂は、開国を主張しながらも倒幕をするつもりはなかっただろうし。この辺の絡みと変化も、楽しみであります。東洋役の田中泯さんもみごと。武市相手に「これまでの男だったか」と言ったのは、古狸というか、迫力ありましたねぇ。容堂相手に座っているだけでも様になるというか。端正なお姿が大変にお似合いです。というか吉田東洋という人物を見事に表している感じがいたしますね。

 それとは真逆だったのが、同じ吉田でも松陰の方(笑)。あ、カクカクシカジカ登場だ~と笑ってしまった。
生瀬さんも良い演技でしたね。私の吉田松陰先生のイメージとは全然違うけど、あぁこれもありだな、と思えたので。
NHKのHPを見ると、この浜辺での演技はノンストップで撮影されたんだそうだ。
 あっちこっちに「どうすればいいんじゃ~」と泣きつく龍馬は、あっちこっちで「自分で考えろ!」と突き放される。それでもめげずにシツコク付いて回った龍馬の勝ちかな、と今回は思った(笑)。
 たぶん、今回はというか龍馬が開眼するために、ここのシーンが一番のキモだったのだと思うけど、龍馬、がんばれ! なんちゅーか、気持ちの変化とか衝撃が、上っ滑りというか…(^^;)。と言ったら酷評過ぎ? でも、龍馬と一緒にのめり込めないんだよねぇ。
 松陰は、やけに元気で明るくて「吉田松陰先生」って感じじゃなかったけど(笑)、捕まって獄に送られる籠の中で「僕には言い訳などない」とぶつぶつ呟いていた姿はとても印象的だった。生瀬さん、とても良かったです。

 でも、龍馬開眼の千葉道場のシーンは良かったな。
 「剣で黒船に立ち向かえるのか?」と千葉定吉に問われ、「通用するかどうかは剣ではなく、坂本龍馬という人間です!」と返答したのは、上っ滑りじゃなかった。これは納得できる姿だった。…それまでを、もそっと見せて欲しかったなぁ...
 ほんの一言二言なのに、里見浩太郎さんは文句無し。さすがの迫力。

 剣術修行を終え、土佐へ戻る直前の佐那さんとの別れは、笑った。福山龍馬、お前は女の敵だ!(笑)
 
 そして、土佐での暗ーい武市と酒盛りの弥太郎の姿は、大変に対称的で、今後の展開が楽しみになったのでした。
 えー、岩崎弥太郎については、たぶん、そのうちねーさまが突っ込んでくださると思うので、そちらを伺いたいと思います。ねーさま、よろしく(^^)。

 さて、仕事いこ。

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風が強いね

2010/02/07 09:42

誰でもそうなのだろうけれど、無性に弱音を吐きたくなるときがあって、弱音を綴った日記を頭の中で繰り返し作成してみたりする。不定愁訴とまでいかないだろうけれど、案外不安定な自分だったりする。年かな?

そんな時は本を読みまくるといいよ、と言ってくれた人があって、何となくそんな気になっている。
今はぜってー読み切れない、という数の本を借りてきてしまい、どーしたもんよこれ、と頭を抱える。
「借りた本は読んでから返却」という目標を、友人と一緒に年頭にたてたのだが、既にそれもアヤシイ(笑)。

お正月に時代小説を読みまくろう、という密かな計画をたてていたのも、帰省したためそれもできず。
とりあえず借りていた『藤枝梅安 冬時雨』を読んでみた。

時代小説といえば、私は司馬遼太郎氏の作品は読破したものの、実はその他はあまり読んでいない。代表作家さんくらい読んでみようと思い立ち、まず、池波正太郎氏からと手にしたのが偶然『冬時雨』。池波正太郎読むと下町散策したくなるよ、と言われたけれど、なるほどと思いつつ2/3ほど読み進んだら。

「絶筆」

って。えーーーーー。そりゃないっしょーーー! 池波先生!!

と思わず電車の中で叫びそうになってしまった(^^;)。
これも運命か?(笑)
というわけで、リベンジ池波正太郎。『真田太平記』を借りてきました。はい、もちろんタイトルで選びました(σ ̄ー ̄)σ 。
幸村さんは実はあまり興味の対象ではなかったのですが、面白いよと勧めてくれた人がいたので。
これから読もうと思いまっす。

以下、個人的な覚書。「絶対読み終わらねー本たち一覧」(笑)
・「サンタクロースっているんでしょうか?」
・「ヒエログリフがわかる絵本」
・「もしも月がなかったら」
・「それでも人生にイエスと言う」
・「金色のくじら」
・「ウォルトディズニーの功罪」
・「ニュートン」
・「和装本の作り方」
・「平和に暮らす、戦争しない経済学」
・「記憶すること・記録すること」
・「和ごよみと四季の暮らし」
・「紙の本が亡びるとき?」
・「真田太平記」
・「ヨーロッパの祝祭日の謎を解く」
・「ガールズ・ストーリー」
・「菜種晴れ」
・「しゃばけ」
・「真っ赤なウソ」
・「暦ことば辞典」
・「生物多様性はなぜ大切か?」
・「論理病をなおす!」
・「僕とおじいちゃんと魔法の塔」
・「鳥の脳力を探る」


更に蛇足。
学生時代の先輩から寒中見舞いをいただいた。昨年、ひとまわり年下の美人なお嫁さんをもらい、嬉しそうなお写真がのっている。となると、幕さんが20歳年下の瑞穂と結婚しても、あまり問題ないのではないかと思えてしまったポトスであった(笑)

よもやま  | コメント : 4  | トラックバック : 0 |

PETIE BOOKFAIR 2.5『星の海でもValentine』更新情報 by宇宙図書館

2010/02/05 20:34

ただ今、宇宙図書館では PETIE BOOKFAIR 2.5『星の海でもValentine』を開催しております。

プチ・ブックフェアですので、基本的に旧作品へのリンクですが、奇跡的に新作が増えたようです(^^)。
新作&旧作とりまぜて、各作品のご紹介をいたします。

▽ポトス(胡蝶の夢)

☆『再生~緑の稲穂揺れる野』
 ヤマトの料理人・幕之内勉の恋物語です。
 たぶん、彼の話というのは(しかも恋物語は)珍しいのでは…なんて思います。(^^;)
 2009年に三日月小箱さまでバレンタイン特集をなさった時に参加させていただいた話です。現在も三日月小箱さま迎賓館に掲載させていただいておりますので、そちらへのリンクとなっております。
 さて、ポトスworldではオリジナルキャラである柚香とも関係の深い幕さんですので、私の話の中ではあちこちに顔を出してくれているのですが、その彼もとうとう年貢を納める時がきたようです。彼と出会うことによって確かな何かを得た瑞穂の想いを、果たして幕さんは受け止めることができるでしょうか。
 少しばかりなりとお楽しみいただければ、幸いです。
※オリジナルキャラクターが主役です。そういった話が苦手な方はご注意ください。

★『この花を君に』
 前回のXmas特集で、とうとう話を書き上げることができなかったポトスは、大変に反省をいたしました…(^^;)といって、意気込みだけで書き上がるものでもありませんが、今回は奇跡的に? 新作を書き上げることができましたので、早速公開したいと思います。
 ヤマト技師長・真田志郎の初恋の物語です。
 本編では「こんなこともあろうかと」と言っては万能選手の真田さんですが、彼にも幼い日々はありました。等身大の真田さん、と言ったらさすがに図々しい気が致しますが、こんな彼がいてもいいのではないかと思っています。
 彼らを幼なじみと呼ぶのかどうか微妙な処だと思いますが、そんな物語を少しばかりなりとお楽しみいただければ幸いです。また、ご感想などいただけると嬉しいです(^^)。
※オリジナルキャラクターが登場します。そういった話が苦手な方はご注意ください。


▽綾乃さま(新月の館)

☆Valentine index,2010
 「新月の館」さまは既に閉じてしまわれ、現在はArchive置き場になっております。今回はその400本近くある物語の中から、作者であり、また宇宙図書館企画協力者である綾乃さまが、バレンタインものを選んでくださいました。
 新月worldには、ヤマト本編のキャラクターたちと共にたくさんのオリジナルキャラクターが存在します。
 古代進&森ユキの黄金ペア、宇宙を駆る佐々葉子&加藤四郎ペア、そして吉岡英&豊橋至ペアと、その周辺を賑わしている人物たちによるバレンタイン物語です。そうそう、古河くんのバレンタイン話もありましたね♪ 心ゆくまで、新月worldをお楽しみください。
 ところで、ひょっこりと綾乃さんが新作を書いてくださいましたので、ご紹介いたします。

★『銀の翼・血の赤』
 吉岡&豊橋ペアのちょっとアブナイ? バレンタインです。吉岡の前に見える古代進の姿をお楽しみいただけるでしょう。

★『星降る2月に』
 久しぶりの葉子ちゃん物語です。一体、誰に何を贈るつもりなんでしょうね♪

 以上二本です。もしかすると、まだ繋がっていないかもしれませんが、近日中に繋がりますのでお待ちくださいまし。ご感想などいただけると、作者、管理人ともに喜びます(^^)。

※オリジナルキャラクターが登場します。そういった話が苦手な方はご注意ください。


▽瑞喜さま(星花繚乱)
 瑞喜ねーさまんちのサーシャちゃんは、とってもとっても可愛いのです。元気で、おちゃめで、おしゃまで、気が強くて、甘えん坊で。こんなサーシャの姿を見たかった、と思わずにはいられません。そして、ねーさまは関西人なのでありました。
 今回は星花繚乱worldから、2作品にリンクさせていただきました。

☆『いただきます』
 星花繚乱worldの中でも「エヴァー・アフター・シリーズ」と呼ばれるパラレルワールドです。
 あの戦いからサーシャちゃんは生還し、四郎くんととってもいい雰囲気です。一体、どんなバレンタインになるのでしょうか。

☆『ファースト・ヴァレンタイン』
 こちらは、「ちっちゃいサーシャシリーズ」となっています。
 ちっちゃなサーシャは、バレンタインに何をしているのでしょう。守パパも、志郎パパも気になるところです。


▽りらさま(日々徒然)
 りらさまの作品はとても理知的でウィットに富んでおり、キャラクターたちの意外な一面が魅力的です。
 今回はバレンタイン話を2つ、リンクさせていただきました。

☆『不屈』
 りらさんちの加藤四郎は、とってもおおらかです。何だか、想う女性(ひと)のかげがあるようなないような…(^^)。

☆『舷窓』
 このお題から、徳川太助を連想するのは困難を究めますよね。
 そう、彼のお話です。えぇ、ポトスから申し上げることは何もございません。どうぞ、お楽しみにくださいまし。

※※「奇蹟が起きれば新作を」と言ったのはどなたでしょう。バレンタインまであと10日です。どうぞ、ご期待くださいまし♪

宇宙図書館 更新情報  | コメント : 0  | トラックバック : 0 |

打撲と「龍馬伝」感想 no.5

2010/02/01 13:57

本日2月1日は、三日月小箱さまの5周年記念だそうです。
おめでとうございます。
わっちも大変にお世話になったサイトさまです。
ご家族の受験、ご本人さまの受験とただでさえお忙しい中の企画には頭がさがります。
今後も、頑張ってくださいませ。


朝起きたら、左足の甲が痛くて歩けなかった。心当たりはない。
うにゃ??? と思いつつ、とりあえず職場に連絡を入れる。
足ははれてもいないし、外傷もない。
ますます、うにゃにゃ??

痛みが収まってきたのを幸いと、整形外科へ行く。
ぽ「朝起きたら足が痛くて歩けなかったんですけど、心当たりがないんです」
医「でもね、ここ内出血してるから、何かしたんじゃないの?」
ぽ「えー。心当たりはありません。きっぱり」
医「――きみ、お酒呑む人?」
ぽ「――は?」
医「昨夜飲み過ぎなかった?」(<超まじめに)
ぽ「――下戸っす」

なんてことを真面目な顔しながら会話して、レントゲンまでとったけど骨に異常はなかった。
ぽ「先生、立ち仕事なんですけど、仕事行ってもいいですか?」
医「あぁ、構わないよ。悪くなっても、痛くなるだけだから」
ぽ「はーい。ありがとうございましたー」

と明るく帰宅し、職場へ電話したら、「そんな役立たずは出てこんでええわい」とのお達しを受け、本日急遽休みになった(笑)

よくよく考えてみたら、ひとつだけ思いあたるフシがある。
昨夜、寝る前にこたつのテーブルに足ぶつけたなぁ。。。。。。。。?

いや、備え付けの掘り炬燵なんだけどね、でかいのよ。でもって、天板が一枚板で、すっげ固いの。
たぶん、原因はこれだな。

「医者まで送ろうか?」と出勤前の夫が心配したけど、だいじょーぶ、タクシー使うから、と言って運転してった私(笑)。この時点であらかた大丈夫だとわかる。だって、ウチの車ミッションだし(^^;)。
「医者行った?」「何だった?」「大丈夫?」「今日は、大人しくしてなさい」と、妙に夫がうるさい。
普段、ほっとく人なのでこんなことは珍しい。余程、朝の姿がショックだったのだろう。(いや、まじ立ち上がれなかったんだもん)コタツにぶつけて痛めた、とはいい難いなぁ(^^;)。


というわけで、唐突に「龍馬伝」感想です。

★「龍馬伝」第5回 黒船と剣 2010.01.31放送

  ▽以下ネタばれ含みますので、ご注意ください。

イマイチ、盛り上がりに欠けるな、と思うのは私だけだろうか。
初期の面白い大河ドラマは少ないんだよね。と、言いつつ毎週見るけど!(笑)
小説でいうと「時は文久元年、徳川幕府は…」ってな地の文による背景説明を、映像で見ているような感じ。脇に登場する人物たちのきらりと光る部分はあるにしても、肝心の龍馬がずんずんと流れて行ってしまっているようで、どうにも面白みに欠けるんだよね。弥太郎も今は脇に退いて、がーがー吼えてるように見えるし。一緒にいないから仕方ないんだけど、弥太郎視点が抜けると、話がぐっと弱くなるような気がするんだよね。

そういえば、オープニングを見ながらふと思いついたんだけど、「龍馬」って凄い名前じゃない? 天を駆けるものと、地を駆けるものだもん。でもね、龍馬って土佐の生まれでしょ? 海は??? 海を駆けるものってないのかな。龍神が天も水も統べているんだろうか。それとも、海だけは特別なんだろうか、とかね。どうなんだろう。

さて、今回はその海を越えてやってきた黒船登場なわけだ。
鎧甲を買い求める龍馬たち。沿岸を警備するのに、竹槍かい。大鐘を大砲に見間違えてくれるだろう、ってあたりが当時の武士たちの「常識」を表しているんだろうけど。
でも、江戸の町は大騒ぎだったんかな? 騒いでいるのは武士ばっかりで、それも、「黒船/異国」に騒いでいるんだか、「幕府の命令」に騒いでいるんだか。
実際に黒船を見た者と、警備についただけの者ではかなり意識に差がでたんじゃないかと思えますな。

といっても、それはあの黒船の映像が理由ではない。
あまり「でっかい」とは思わなかったんだよね。動力を使っていて、それが時代遅れなぶん、ちゃっちく見えたのは私だけだろうか。北前船とか樽回船とかの方が、すげーと思えるんだよね。

で、それなのに「黒船」の威力ってのを感じたのは、谷原章介さん扮する桂小五郎の演技が大きい。
わーわー騒いでいた龍馬に比べ、小五郎の驚きの方が迫力があった。その上、後日尋ねてきた龍馬を一喝。驚愕と苦悩と己れの進むべき道と。あれは、いい演技だったと思う。
「己れの生き方に関わる大問題を、他人に聞くな」と一刀両断したのは、痛快だった。

ということで、今回も龍馬の未熟さ、甘っちょろさが強調されておりましたな。

黒船を見て、剣術修行の意義を見失うのはわかる。
でもね。龍馬さん、あんたはそれほど剣に打ち込んでいたか? 己れの全てを剣にかけて、精進し、何かを為そうとし、それほどに打ち込んでいたか? 私にはそうは見えなかった。
確かに、剣は強いんだろう。でも、「お前は剣を究めるために江戸へ行ったのか?」と乙女ねえやんに叱られて、「己れの道を見つけなさい」とたしなめられて。あんたは何がしたいのさ? 
この「何か」を見つけにきた、というのならそれもいい。それもありだ。でもね、その態度は何?

剣の意味がわからない、と千葉道場で大見得きって、出て行けと一喝されたけどね。あれも、千葉先生に「答え」を教えてほしかっただけに見えたよ。
あの黒船に、剣術で対抗できるのか? なんてことは、千葉先生たちだって思っていたはずだ。それがわからないのなら、あれだけの道場は営めないだろう。けれど、それを口に出すことの出来ない人間だって存在する。言葉に、態度にしないからと言って、何も考えていないわけじゃないだろう。

考えているだけ(行動しない)ならば、考えていないも同じ。
それも良くわかる。けれど、龍馬のしていることは、駄々っ子も同じだ。私には、甘ちゃん、とうつる。

――それを狙っているのなら、私はそれにはまっているわけだけど、でも、共感できないんだよねー。どしてかな? と言いつつ、来週こそは、と思う私はきっとバカ(^^;)

ところで、山内豊信登場しましたね。近藤正臣さん。広間で吉田東洋にかけた言葉は、いかにも「鯨酔候」よろしくって感じで、上手いなと思った。武市との関係も楽しめそうっすね。

武市といえば、あのおっかさん役の菅井きんさん。こちらも、上手いですね。さすがです。一瞬しか出てこないのに、とっても印象的。武市の背景を全部背負っているような存在感がありました。

弥太郎は、報われない恋に何故気が付かない。(^^;)あのヘンが弥太郎の可愛らしさだろうか。弥太ちゃ~ん、と声を掛けたくなっちゃうんだわ。

宮迫兄とか、重太郎兄とかはいいですね! (何故、宮迫だけ役名じゃないのだろう・笑)
妹思いが丸わかりで。全身に溢れてます(^^)。

そうそう、剣道場の様子なんだけど、面とか小手とか開発したのって北辰一刀流だっけ? あの一糸乱れぬ門下生の動きは、見事というよりも気持ち悪い。時代とか、主従とか、師弟とか、規則だとか、儒教に代表される慣習とか、いろんなものを象徴していて、それと龍馬の対比なんだろうと思うけど、なんかあざとい気がしちゃうんだよねー。って、考え過ぎか? 

こうしてみると、私は成長過程のワカモノに対してキビシイのかもしれない。でも、弥太ちゃんは面白いし、武市の屈折もわかる気がするよ? けど、龍馬に共感できないんだよねー。何故かなー???

でも、また来週見ます。面白いといいな♪

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