あやかし

2009/08/25 21:00

私はホラーとかオカルトとか、もの凄く苦手です。なので、映画も小説も漫画もそのジャンルには手を出しません。夏の怪奇特集とかも、まず、見ません。
(以前、楽しみにしていたのに寝てしまった夫のために、内容を知らずに「リング」を録画したことがある…(-_-) もちろん、それは翌朝ゴミに出されたのであった…)

そんな私ですが、お気に入りのコミックがひとつ。

 『百鬼夜行抄』 (今市子)

主人公 飯嶋律 と妖魔 青嵐 の掛け合い、そして、律をとりまく人間模様がおもしろい。
そして、何よりも【人と魔の距離の取り方】というものが絶妙だと思うのです。

人の目にうつらなくても、そこに実在する世界。
それに気が付かない数多の人間と、その世界に関わることのできる、数少ない人々。
けれど、その力を持ってしても、彼の世界を自由にすることは能わず。

人と魔は別な世界に存在するものであり、時に、友人として往来することはあっても、分を越えてはいけない。
そういう関わりと人情と。優しさややるせなさや切なさが、混沌として、造り上げられている世界。
そこにある物語がとても好きなわけです。

で、ここに書こうと思って調べたら、18巻が7月に出ているではないですか!
気が付きませんでした。早速注文しなければ(^^)。
ふっふっふ。

だがしかし。タイトルの【あやかし】ちゅーのは、実は百鬼夜行抄のことではなくて(^^;)。
読んでみたら、その世界が繋がっているようで思い出したよ、ということだったのですが。

『おまけのこ』 (畠中 恵 /著 新潮社 2005.08.20)

先日、ある人との話の中で 「畠中恵さんの本が面白い」 と伺いまして。
『しゃばけ』で有名な方ですが、未読だったので、読んでみたわけです。

あら。おもしろい。
妖(あやかし)が、そんじょそこいらに棲息していて、人の世と大いに交わっている世界なのね。
(たぶん)主人公の病弱な若だんなと妖怪たちの人情推理帖。

・こわい
・畳紙(たとうがみ)
・動く影
・ありんすこく
・おまけのこ

と、5篇載っていましたが、最初の「こわい」に惹きつけられて、後は一気読みでした。
人の手ではどうにもならないことがある。
けれど、だからといって放ってはおけない気持ちをかかえて。
でも、そのために大切なものを無くしてしまったらどうする?
全てを守りきることができないのなら、自分の限界を、決して失いたくないものを、どこに定める?
そんな事を考えながら、読んだのでした。

『しゃばけ』『ぬしさま』なんかも、読んでみようかと思っています。

で、それが終わったら、お次は京極夏彦に挑戦してみよっかな~( ̄∇+ ̄)vキラーン

よもやま  | コメント : 2  | トラックバック : 0 |

コメント

しゃばけ 好きです!

「しゃばけ」のシリーズは全部読みました。
おもしろかったですね~。
我が家のPCのSleep画面は、TVの鳴家(やなり)くん2匹が踊っているところです。かわいい!
私も、テレビや映画の怖いものは、ちょ~苦手ですが、「しゃばけ」は楽しかったです。
これが、読めるならマンガの「夏目友人帳」はお勧めです。ご存知?
私は泣きました。
妖が見えてしまう高校生の男の子が主人公。
見えてしまうゆえの孤独感や寂しさ、
人や妖に向ける切ないまでの愛情。 いいですよ~。
ぜひ読んで見て!

| 2009/08/26 |  10:25 | ゆずママ #bP8NJWfM |  URL | 編集 |

>ゆずママさま

> 「しゃばけ」のシリーズは全部読みました。
 え、そうなんですか! 実は少々意外でした。
 ふふふふ。何だか楽しみが増えましたね。
> 我が家のPCのSleep画面は、TVの鳴家(やなり)くん2匹が踊っているところです。かわいい!
 ほよ? TV版もあるんですね! ふーむ、ではそちらも…(^^)
> これが、読めるならマンガの「夏目友人帳」はお勧めです。ご存知?
 いーえ。全く存じませんでした。ので、早速探してみます。
 blogに書いた『百鬼夜行抄』もいいんですが、『雨柳堂夢噺』も好きです。こちらもコミックですけど、波津彬子さんでして、ちょっと絵に好き嫌いがあるかもしれませんが。機会があれば、手にとってみてくださいませ~♪
 でも。読んでみたい本が増えるのは、わくわくしますな~♪♪♪

| 2009/08/26 |  23:57 | ポトス #- |  URL | 編集 |

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