フィギュアスケート

2010/02/17 22:32

ラヴェルの「ボレロ」と聞いて、何を思い浮かべるだろうか。
バレエ、という人も少なくないだろう。

だが、私にとって「ボレロ」はフィギュアスケートの代名詞だ。

1984年のサラエボオリンピックに於いて、イギリスのトービル・ディーン組がアイスダンスの演技で選んだ曲が「ボレロ」である。
オリンピック史上初めて、9人の審査員全員から6.0満点を得て金メダルを獲得している。

私はこの演技をリアルタイムで見ており、大変に衝撃を受けた。こんなに美しいものがあるだろうか、と。そして、フィギュアスケートのファンになった。
それまで、フィギュアなんてほとんど興味が無かったので、この演技がどういう意味を持っていたのかを知ったのは後年のことになる。

アイスダンスと言えば、それまで社交ダンス的な演技が主流だったが、ふたりはプログラムに物語性を持たせた。ふたりが氷上に伏して演技を終える、叶わぬ恋の物語だ。
40秒も膝をついたまま演技を続け、4分という制限時間を18秒も越えて演技をしたという型破りさもあったそうだ。

そうして「ボレロ」は伝説になり、長い間この曲は使われることがなかった。アメリカのミシェル・クワンが「ボレロ」を使うまで。(たぶん、こっちもリアルタイムで見ていると思う。クワンのスパイラルは素晴らしかったですね)

以来、私は機会があればフィギュアスケートを見るようになった。近年になって話題にのぼるようになってからは見なくなってしまったけれど(笑)
で、やっぱりロシアが綺麗だな~と思うことが多い。

今日は男子のショートプログラムをやっていたのかな。
プルシェンコ(ロシア)の演技は見ました。安定しているので見ていて楽しいですね。3年のブランクがあったとは思えないほどに、ぴょこぴょこと4回転ジャンプを跳んでました。スピンがイマイチだったように思いましたけど。
高橋くんは見はぐった。
織田信成くんは頑張ってましたね。最初のジャンプが不安だったみたいだけど、それが成功してからは安定していたようだし。信成くんはなかなか剽軽なお顔をしているけれど、でも滑っているのを見るのは好きです。フリーも頑張ってくださいまし。
もうひとり。小塚くんは申し訳ないが知らないのじゃ。

フィギュアのルールが変わって以来、どうも良くわからないんだよね。
何しろ、専門の知識なんて何にもないから、ジャンプにしても、「今いっぱい回ったような気がするから3回転だ」という程度なわけ。
見ていて美しくて、感動するから好きだったのよね。

ルール改定以来、あれもやんなきゃこれもやらなきゃで、何だかスケートを楽しめなくなってしまい、興味が薄れた。以前のルールがいいとは思わないけど。(何しろ、自国選手に高得点を付けるのが【あたりまえ】だったのだから)

久しぶりに見たフィギュアがプルシェンコの演技で、何だかとても楽しそうに滑っていたので「ボレロ」を思い出したのだった。

真央ちゃんもがんばれ~☆

よもやま  | コメント : 2  | トラックバック : 0 |

コメント

No title

・・・ラベル曰く「(ボレロは)音楽ではない」のだそうです(1月のNHK「N響アワー」より)。
 1927年頃の時代背景はわかりませんけど。禁酒法時代?

 専門的には・・・オーケストレーションの習作といった評価なのでしょうか。だからこそ「活きる」場面があるのでしょうね。

| 2010/02/18 |  19:26 | Tacke #- |  URL | 編集 |

>Tackeさま

> ・・・ラベル曰く「(ボレロは)音楽ではない」のだそうです
 なななな、なんとそうなのですかーーー?

>  1927年頃の時代背景はわかりませんけど。禁酒法時代?
 わっちも、歴史は日本史専門です…(^^;)
>
>  専門的には・・・オーケストレーションの習作といった評価なのでしょうか。だからこそ「活きる」場面があるのでしょうね。
 にゃ、にゃるほど。。。(と言ってもよくわからない…^^;)

 今日の信成くんは気の毒でしたねー。私は何故か彼が好きでして、自業自得と思わないあたりは身びいきです(笑)

| 2010/02/19 |  23:39 | ポトス #- |  URL | 編集 |

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