「龍馬伝」感想 no.14

2010/04/06 00:00

「龍馬伝」感想 no.14 お尋ね者龍馬 2010.04.04

12回は見逃してしまった(T_T) 録画を頼んだけどタイマーかけるの忘れた、ごめん、だった。
13回は見たんだけど、感想を書かないウチに14回になってしまった。あうううう。

というわけで、今週は14回の感想行きます!

先週は吉田東洋の暗殺で終わったわけですが、今週は、三菱弥太郎が昔語りをするシーンから始まります。
(きれいなおねーさんの膝枕が気持ちよさそうでしたね・笑)

「最悪の出来事だった」
と、弥太郎が語り始めますが、その理由が「ワシを認めてくれたのは吉田様だけだった」というのが大変に弥太郎らしいですね。

文久2年、武市は土佐藩を率いて上洛をするわけでが、『お殿様の麻疹』が原因で足止めをくったというのは知りませんでした。あの時代の麻疹というのは、命定めと言われるほどの病気ですよね。もっとも、お殿様の健康の心配というのは全く描かれてませんでしたけど(笑)

薩摩が、長州が、動き。
幕府には、勝海舟が現れ、歴史が回天して行く時期に入りました。

そうそう、今回から龍馬伝は第二部になったんですよね。
余談ですが、先日遠出をした時あちこちのPAやSAに寄ったんですけど、NEXCOはNHKとつるんでるんかい!? ってくらい、『龍馬伝』の幟とお土産があっちこっちにありましたよ。GW前ですし、分からなくはありませんけど、さすがの私もびっくりというか、呆れるくらい『龍馬、龍馬』。あーゆーの見ると、なんか逆に冷めちゃうのはひねくれ者の性でございましょーね(笑)。

さて、歴史が回天して行くと言いましたが、政治が大きく動き出すわけですね。
土佐の後藤象二郎はなんすか、あれは。おじちゃん(=吉田東洋)がいないと何もできんのか?(或いは、実は龍馬暗殺の犯人の伏線だったりして?)
いや、そういう時代だったってのは分からなくはないすけどね、あまりにもボンボンじゃないですか? 情けない。お前は何に拠って立っていたんだ? と言いたいわい。ま、それも青春群像ですかね?

それにしても、女が強いのは坂本家だけじゃなかった!(笑)
龍馬暗殺を請け負ってきた弥太郎への反対。岩崎家の女も強い! いや、あのお嫁さんはいいですね。ちょっと不思議ちゃんな感じもしますけど、キモが座っているというか、何考えてんだかよくわからないというか。いいお嫁さんもらったよね、弥太ちゃん。そんな感じです。

とはいえ、ああやってお役目を家に帰ってきて家族にぺらぺら話すものなんだろうか? 弥太郎のばやい、他に相談する相手がいないってのはあると思うけど、それにしてもね?

大阪では、脱藩者とは知らずに同郷のよしみで、沢村と溝渕が邂逅しますが、「脱藩した」「だっぷん?」「脱藩!」「?ぷん?」ってあの会話、笑えましたね。溝渕が脱藩を如何に重大事と考え、つまり、そんな事をする人間がこんな処にいるわけないという事を【常識】として疑ってもみなかったというのがありありと出てたんじゃないでしょうか。
「食うな!」「返せ!」と馳走したことさえ罪になると怯えるあたりも。

で、結局龍馬を捕まえるために弥太郎は出てくるわけで、同じような場面で龍馬と再会するわけですね。

龍馬が、逞しくなりましたね。
へええ、こんなに変わるもんかいね、とちょっとびっくり。破天荒さがあらわれてました。
もちろん、町中でのあの立ち回りは龍馬の見せ場でしょう。なかなか、良かったんじゃないでしょうか。

でもね、龍馬が人を切らずに袴を切り落とした場面があったでしょう。
すいませんね、五右衛門を思い出しちゃいましたよ。
今回のギャグは、龍馬の持ち分てことで(笑)。

けど、ギャグまで持って行かれちゃった(←関係ないし・笑)弥太郎のあの心細げな様子は何とも言えませんでした。
帰郷して、妻に泣き縋るシーンもね。
弥太郎って、すっごくアクが強ーく登場したのに、何とも純情な男ですね。

龍馬、一歩も二歩もリードしましたな。

さて、今回のもうひとりの主役は、岡田以蔵でしょう。
こちらも、また、純な青年ですわ。

武市の真意はどこにあるのやら。
あの以蔵にかけた言葉が、みな計算づくしだとしたら、あんまりでっせ。
そして、暗殺者へと変貌して行く以蔵が、あまりにも哀れでしょう。

人斬り以蔵と言われる彼の最初の殺人が、斬殺ではなく絞殺だったのは何とも暗示的です。
ドラマの中、ここのシーンはずっと無音でしたね。
切り捨て御免のこの時代ですが、そこにどれだけの想いがあったのかは現実からは想像でしかありません。
何もかも現代の価値観を当てはめて慮ることがいいとは思いませんが、人間の生存に関わることが、全くかけ離れたものであったのかどうか、難しいところです。

若い頃は「ただひとつの真実」というのがあって、それをどちら側から見るかによって歴史は色づけされてゆくのだと思っていたんですが、そうじゃないんじゃないかと思うようになりました。つまり、「ただひとつの真実」なんてものは、どこにもないんじゃないかと。
歴史だけじゃなくてね。それは、科学とか真理とか、そういうものもそうなんじゃないかと思うわけであります。

ところで、確か龍馬伝紀行のナレーションだったと思いますが、「武市はこれから歴史の表舞台に立つことになるのです」ということを言ってました。
「歴史の表舞台」ってなんでしょうね。
ええ、見えるところと見えないところがあるのはもちろんですが。
「政治の表舞台」というのは分かるんですが、歴史に表と裏があるんでしょうか。
記録に残ることが表? だとしたら、表の歴史なんてほんの一部分でしかないですよね。
ちょっとした表現だとは思いますが、ちょっとだけ、ひっかかったのでした。

さて、今週の一言。
「うそじゃ。人を殺してしもうた」by以蔵
かな。

『龍馬伝』感想  | コメント : 2  | トラックバック : 0 |

コメント

岡田以蔵

どこまで史実に忠実にやるのかな、というのが大河の見所(あぁ原作に、というのもありますけど)でもあるんですが。
この一連で個人的にとても惹かれるのが以蔵です。最期はあんまりな最期ですし、スパイや実行人の宿命とはいえ…凄まじすぎです。よく比較されますよね武市と以蔵。。。原作読んでみよっと(<あくまでテレビは見ないやつ・笑 だれかテレビ買ってください・笑<仕事場にはあるんだけどさ)

| 2010/04/06 |  16:58 | 綾乃 #L8qX7C.g |  URL | 編集 |

>綾乃さま

お返事遅くなりましてすみません(_ _;)

> どこまで史実に忠実にやるのかな、というのが大河の見所(あぁ原作に、というのもありますけど)でもあるんですが。
 うーん。今回はかなり史実無視? って気がしますが。原作はないようですし。
 あまり、歴史物という感じはいたしませぬ。

> この一連で個人的にとても惹かれるのが以蔵です。
 そうですねー。
 佐藤健さんが、好演されてますよ。
 個人的にこの犬っころみたいな目の以蔵はとても可愛いです(^^)
 最期をね、どうやって持っていくのか。見届けたい気持ちがします。

| 2010/04/12 |  16:14 | ポトス #- |  URL | 編集 |

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