『龍馬伝』no.38 感想

2010/09/19 21:52

『龍馬伝』no.38 霧島の誓い 2010.09.19放送

ちょっと休んでおりましたが、『龍馬伝』感想再開します。
印象的だったのは、霧島の絶景と、最後の龍ふたり、そして高杉晋作です。(σ ̄ー ̄)σ

私、寺田屋騒動だけ見逃しました。前回は、感想を書いていないだけで見ています。
で、今回ですね。

慶応2(1866)年3月10日。
龍馬とおりょうは、薩摩へ入ります。
日本初と言われる(←異説アリ)、新婚旅行です。

この『龍馬伝』は、屋内ロケが巧みなんだと思います。若い役者さん達の現代っぽくなりがちな雰囲気を、補っていると言いますか。
(私、演出については正直なところ、よくわかりません。ですから、異論もおありだろうと思いますが、単に私の好みだと思ってください。)

それが、今回は屋外でのロケが、多くの重要なシーンを占めていました。
自然、というのはスゴイですねぇ。
私は鹿児島どころか、九州にさえ足を踏み入れたことがありませんが、霧島の雄大さには惚れ惚れいたします。
温泉も、滝も、山も。皆、素晴らしい。
人間がとても小さく見えます。
雄大であり。偉大であり。神聖であり。
佐藤直紀さんの音楽と相まって、大変に舞台効果は高かった。

その分、人間が喰われた。

私には、そう見えました。

塩浸温泉で傷を癒すシーンから始まりましたが、ここでは、福山さんの身体を見せつけたかったんでしょうか。
と思った私は、ただのスケベ?(笑)
屋内の入浴シーンとは違って、何か、露天風呂をのぞき見しているようなイケナイ気分になったのは、ワタシだけでしょうか?(^^;)

高千穂の峰も素晴らしかったですね。
「スモークじゃありません! 全部本物の霧です!!」 
とHPで演出の大友氏が連呼されてましたが(笑)。

 鹿児島ロケ特集(『龍馬伝』HPより)

撮影、大変だったろうな、と見ながら思いました。
あれだけの人数でやっているのに、ドラマの中では、この雄大な天地にふたりだけ(3人だけど・笑)という雰囲気。
撮影ってのはすごいな、と思うと同時に、映されているものだけが真実の全てではないのだ、などと妙ちくりんなことを思ったわけです。

本当に自然は素晴らしかった! でもここでもまた、その分、お芝居なんだ、というのがくっきりしたと言いますか。雄大な自然の中で、ちっぽけな人間たちが、何やら(=お芝居)やっとるのぉ。という感じで。

龍馬が逆鉾を引き抜くのも、うーん。やりすぎ、という感じ。
龍馬が自分で日本を引っ張っていくのだ、と宣言した重要なシーンなんでしょうが、奇妙に浮いて見えました。
福山くんが喋ってる、と映ったもので。

その後の龍馬の心情の変化も、何だかぶつ切り感があって、うまく感情移入できませんでした。

一方、おりょうさんですが。
雰囲気変わりましたね。バリバリしてました。いい感じですが。
「夫婦になっても、旦那様が何を考えているのか、全くわからない!」
と言って、どこへでも一緒に付いていこうとし、理解しようとします。
高千穂の峰にさえ登っちゃう。これ史実なんですか?(誰か教えて) 女人禁制のお山に、「男の格好をしてきた」からと言って入れてしまっていいんでしょーーか! いや、龍馬ならそれくらいしたかもしれませんけど、案内役の吉井坊はヤバイでしょ。後々、何かが起きたときに「あの時おなごを御山にいれたからじゃ!」とか言って、責められそうな気がするんですけど? 考え過ぎですか?

横道に逸れましたが。
龍馬の何かを見届けたお龍は、最後には龍馬を送り出します。

「しっかり頑張ってきておくれやす。――いっといでやす」
「行ってくるきに」

このシーンは、良かった!
一緒に付いて行くだけが、いいわけじゃない。かといって、守られているだけでもなく。
 男であれ、女であれ。
 戦うべき時に、戦うべき人間が戦いに赴き。
 そして、それを信じ支える人間がいる。
 二度と会えないかもしれない。今生の別れかもしれない。
 それさえも胸に納めて、ただ、送り出す。
 頑張ってきなさい、と。
大変、ワタシ好みです(笑)。 
お龍さんも、龍馬も、大変良かったと思いました。福山くん、とても素敵でしたよ。

周辺事情はねー。うーん。。。
平和的に解決しようと考える龍馬に対して、武力での衝突は避けられないとする西郷が、
 「そんな坂本さんには、舞台から降りてもらう」
と言ったシーンなんかは、良い台詞だと思うんだけどな。
勿体ない感じです。

一瞬しか映らなかった、伊勢谷晋作は、相変わらずカッコえかったです♪
喀血した後の表情が、これまた! いいですね、この人♪ もっと見たかったなぁ。

池内蔵太の死も、唐突でしたね。
目をきらきらさせながら、お元にプロポーズしてましたが。(^^)
亀山社中、苦難が続きます。

次回予告の、「どうして、どいつもこいつも、龍馬じゃんじゃーーー」と叫んでいた弥太郎が印象的でした(笑)。

ラスト、龍馬があの有名な写真を撮ってましたね。
上野彦馬はテリー伊藤。
ブーツに、ピストル。片手を懐にしまい。あらぬ方向を見上げる龍馬。

何を見ていたんでしょうね? と思わせたいんだろうと思ってしまったひねくれ者…そして、その通りに考えてしまったうつけ者、は私です(笑)

そうそう。
今回だけに限らず、私は、佐藤直紀さんの音楽がとても好きです。
ホールで聴きたいなぁと思いました。

次回、no.39「馬関の奇跡」。第4部、スタートです。

『龍馬伝』感想>>no.39

テーマ : 大河ドラマ - ジャンル : テレビ・ラジオ

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コメント

>私は、佐藤直紀さんの音楽がとても好き
>
今回の「ヤマト」もそうですねぇ。早くサントラ出ないかなぁ。けっこうクラシカルなサウンドを作られるので、ホールで聴く機会もおそらくあることでしょう。でも岩代太郎さんみたいな"泣かせ"だったらやだなー(岩代さんが良くないという意味ぢゃないよ)。

『ローレライ』は抜群のサントラでございました。それを期待したいものです。

| 2010/09/23 |  21:11 | 綾乃 #O5sb3PEA |  URL | 編集 |

>コメありがとうございます。

>綾乃さま

> 今回の「ヤマト」もそうですねぇ。

 おおお。確かにそうでしたね!(…忘れてました^^;)
 期待いたしましょう♪

| 2010/09/24 |  13:21 | ポトス #- |  URL | 編集 |

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