自分を取り戻そう。

2011/03/24 09:12

沈丁花は盛りを過ぎたようですね。あの香りがとても好きなので、一日でも長く咲いていて欲しいのですが。


真っ白い花を誇るようにつけているハクモクレンですが、ここ数日の寒さで、花びらが茶色に変色してきています。
ハクモクレンは私の中学の卒業記念樹でしたので、実家の庭にも植わっています。すっかりでっかくなっちゃって^^;。父が大きくなった枝を定期的に落としていますが、今年は咲いたのかな?(枝を思いっきり落とした翌年は花をつけません)
ハクモクレンは「卒業式」を連想させる花です。
浮かび上がるような真っ白な花は、これから歩み出す若者たちへのはなむけのような気がしています。
冷気にあたって茶色になってしまうようなことがあっても、翌年には綺麗な花を咲かせるこの木のように新たな一歩を踏み出す人々に頑張って欲しいと思います。


気付いたら、家の椿が咲いていました。

我が家は借家なので大家さんが植えたものなんですが、ほとんど土の地面などないに等しい敷地の中、門扉の脇に柊と椿が植わっています。
白と赤のマーブル模様の八重咲き椿。
「そろそろ開くかなぁ」と蕾を見ていたのは地震の前日。毎日雨戸を開けたり閉めたりしているのに、その向こう側の花を見る余裕がなくなっていたんですね。

「あれ。椿、いっぱい咲いてるね」
昨日やっと気付きました。
「もう一週間くらい前から咲いているよ」と怪獣その2が返事。
私より、子どもの方が冷静ってどうよ? って思わず苦笑。情けないかーちゃんですな。

枝を一本切り、お仏壇に飾りました。

 ***

震災以来、被災したわけでもないのに大分パニクってました。
blogを読み返すとよくわかります。(苦笑)
私は高いところは全然平気なんですが、水はコワイんです。夫の実家は瀬戸内の海辺にありますが、港へ散歩に行っても「縁」まで行くのはとてもコワくて、スゴイ逃げ腰です。子どもの頃はそうでもなかったのですが、年々、そうなっていくようかも。

ストレス溜まったり、追い詰められたりしているときに見る夢が何パターンかあって、見たくない夢TOP3に入るのが「水に襲われる夢」です。住んでいる家が大抵川とか海とか湖とかの近くにあり、そこが水に襲われてしまうんです。洪水だったり、高潮だったり、津波だったり。シチュはその時々ですが、「水が私の家を襲う」というパターンは一緒です。

今回の震災のというよりも、津波の映像は既視感でいっぱいでした。
だから、たぶん私はとても怖かったんでしょうね。自覚してませんでしたけど。

「何かしなきゃ」というのは、それを抑える為のひとつの方法だったのかもしれません。
この一週間、不安と焦りが強迫観念にまで達しようとしていたんだと思います。

先日、妹と電話で話しました。
震災前は、結構夕方になると一日の愚痴を言い合ったりしていたんですが、さすがに久しぶりで。
憑かれたように喋り続ける私に、妹が「ねーちゃん、しばらく情報見るのやめな」と言いました。

妹はクリスチャンなので、同じ様な意見を持っていても、最後の処、つまり信仰を持つ持たないという点で私と一致することはありません。
でも、褒めるのが上手いんですよ、この人。

 ねーちゃんってすごいね。
 ねーちゃんなら、大丈夫。
 ねーちゃんの考えていることは間違ってないよ。
 ねーちゃんの思うとおりにしたらいいよ。
 ねーちゃんの家族を大事にしなよ。

いっつも肝心なところで味方になってくれる。
誉める言葉を惜しまずにくれるんです。
電話しながら、オイオイと泣いてしまいました。

切羽詰まっていたのは、水への恐怖心だけからじゃありません。他にも要因は幾つか思い浮かびます。複合的なものでしょう。今でも、平時と同じ様ではありません。もの凄く涙もろいですw。感情がすぐにたかぶるし、我が街の行政の思いやりの無さに、非常に腹を立てたりしますが。
それでも、日々、笑って過ごしています。

夫と子どもの笑顔が支えです。
お客さんの笑顔が肯定感を与えてくれます。

そして、こんなblogを読みにきてくださる方がいて、メールをくださったり、ポチッと拍手をおしてくださったり、一言コメントくださったり。それらが、とてもとても嬉しかったし、励みになりました。

私は被災地の方を勇気づけるような、強いメッセージはまだ送れません。
どちらかと言えば、勇気づけられている側です。

でも。
背景の中でも、傷付いている方はいらっしゃるでしょう。
被災地の方のご苦労、ご心痛には及ぶべくもないのだから、と自分の裡に閉じこめている方もいらっしゃると思う。

そんな時は、お気に入りのカップで、お気に入りの紅茶でも珈琲でもお茶でも飲んで。
大好きな曲を聴いてみませんか。
ちょっと(精神的に)余裕のありそうな人に、愚痴や不安を聞いて貰うのも良いではありませんか。

お気に入りの喫茶店に行くのはいかが。
美味しい料理を作ってみるのはいかが。
お洒落な食事をしてみるのはいかが。
部屋を春色にしてみてはいかが。

一息ついたら、好きな小説を読んでみませんか。

計画停電の中、毎日好きなように過ごすことはできませんが、自分を取り戻すためだと思ってちょっとひといき入れませんか。

必要な情報が得られないのは、大変まずい状態です。
ですが、溢れる情報の中から、これなら信ずるに足るという情報を取捨選択するのは平時でも大変な作業です。
今は非常時です。こんな時に、平時と同じ様な判断ができなくても当たり前なんです。不安は焦りを生みます。
しかも、専門用語が多すぎて、私には報道される情報の意味がさっぱりわからない!^^; 
その上、状況は刻々と変化していきますから、判断の基準事態が変化していくのですから。

やばいな、と思ったら、一時情報から離れるのも手だと思います。
私はそうしました。
震災以来、ずっとつけっぱなしだったテレビを消し、ネットも離れ。
それは逃避かもしれないし、そうしたくてもできない方がいらっしゃるのもわかりますが。
それでも、それも一手だと思います。


状況は変わります。
県外退避も始まりました。私たち素人でもできることがこれからは出てくるでしょう。
影響がこれから出てくる事もたくさんあるでしょう。
パニックにならないために。自分をしっかり保つことは大事だと思います。


みんなで、頑張りましょう!


(blog書いている最中に、結構大きな余震があって、べっくらしました。)




↓拍手コメントのお礼


★Kさま

 ご訪問、そしてコメントありがとうございます。
 とても励まされました。^^

 ウチは被災したわけでもないし、自宅は計画停電外なので大丈夫です。
 ちょっとコメを食い荒らす怪獣が2匹ほどいますが(笑)。
 震災以来、いろいろな影響が出てきていますね。「的確な判断」に、結果論ではない「正解」があるのかどうか疑問に思いますが、「パニック」にならないよう自戒したいと思っています。
 基本、弱っちいんですよ、私は。^^;

 そちらでもだんだん影響が出てくる事と思います。
 お互い、頑張りましょう♪

よもやま  | コメント : 0  | トラックバック : 0 |

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