「阪急電車」試写会行ってきました♪

2011/04/16 16:05

「阪急電車」の試写会に行って来ました。

券が2枚当たったからとご連絡をくださった方も、一緒に行きませんかとお誘いした方も都合が悪くなってしまって、結局ひとりでうーらくちょうまで行ってきました。

試写会に当たる人が本当にいるんだ! とびっくりしたのは「ヤマト復活篇」の時でした。
面倒くさがりのポトスは、「応募する」という時点で諦めてしまっていて…^^;。
ですから、お手間をかけて応募されて、その上当選されたという券を、本当に本当にありがたく嬉しく使わせていただきました。ありがとうございま~す!

『阪急電車 片道15分の奇跡』
 映画公式サイト
 出演:中谷美紀、戸田恵梨香、
    南果歩、谷村美月、有村架純、芦田愛菜、小柳友/勝地涼/玉山鉄二
    宮本信子
 原作:有川浩「阪急電車」(幻冬社文庫)
 脚本:岡田惠和
 監督:三宅喜重
 音楽:吉俣良
 主題歌:aiko「ホーム」

私が行ってきたのは、2011年4月15日に行われた東京有楽町朝日ホールでの試写会です。

原作「阪急電車」は発売当時に読みました。
私、有川浩さん好きですもん。

ラブコメの女王の異名を持つ彼女ですが、実はちょっとそのラブコメに飽きてきたかな、と思っていた頃でした。
元々恋愛物語を好んでいたわけでないのですが、有川さんは『図書館戦争』で引っかかり、自衛隊三部作と『レインツリー』ではまりました。(^^)

へええ。有川さんっていろんな引き出しをお持ちの方なんだなぁ、というのがこの本の一番の印象でした。

阪急電車今津線という小さな路線の中で描かれる小さな触れ合い。
自分と関係の無かった人がもたらしてくれる小さな優しさ。
運命の輪が少しだけ触れ合うように、少しずつ、少しずつ重なって展開される物語は、
いろいろな世代のそれぞれの人生を浮かび上がらせてくれました。

いい話だよねぇ、としみじみ優しい気持ちになったものです。

とはいえ、読んだのは数年前に一度きり。
好きな本なら一度読んだだけでも詳細に覚えていられたのは若い頃(苦笑)。
今は、下手をすると読んだことさえ忘れてしまう体たらく。がっくし。
なので「小さな物語が繋がっていく」という事と「読んだ後にほっこりした」と言うことと、乗ったどころか見たこともなかった(当時は)阪急電車の色だけがくっきりと印象に残っていたのです。

いやー、良かったですよ♪ ええ、見に行って良かった♪
以下、一応ネタバレ無しで書くつもりですけど、「うわ。それは知りたくなかった」という事が書いてあるかも。なので、各自ご注意くださいね~。






















中谷美紀さんと宮本信子さんのやりとりは、初っぱなからやられたーと思いました。
そして、それが印象に残るのは最後のシーンがあったからです。
(最後というと誤解を招くかもしれない…(-"-;)

宮本さんは、やはり素晴らしい。

私が彼女をすごいと思ったのは、「毛利元就」の時だったかな。言葉遣いが巧みなんですもん。明らかに他の方とは違います。時代劇って、現代では使わないか、あまり使われない敬語や女性の言葉遣いがあるでしょう。「~でございます」とか「ありませぬ」とか色々ね。
小さい頃から時代劇に慣れ親しんでいた私はそれが不自然だとも思わずに聞いていたんですけど、彼女が喋るのを聞いて、うわー自然に話すとこうなるのか! と目が覚めるような思いだったがとても印象に残っています。彼女以上に自然に話す人を私は知らないです。と、思うくらいその時の衝撃は大きかったの。
あの時代劇の言葉遣いの不自然さは、もしかすると、それ自体(つまり不自然であること)が「時代劇である」事の舞台設定なのかもしれない。これは作り事の世界なんですよ、ということを表しているのかも、と思ったりもするのですが。

その宮本さんと相対しながら、ひとりの女性を演じていたのが中谷美紀さんで、こちらも素敵でしたよ。

今週末から始まる『JIN-仁- 第2部』の花魁・野風にも通じる女性の強さと脆さと逞しさと哀しさと。
で、最後(最後から2番目?)ね。あれが全てを引き立てていると思うわけです。

戸田さんも良かったですよ~。
思わず涙したシーンもあったし。

男性陣はね、出演自体が少ないのだけれど、私は大杉漣さんが良かったなー。
あ、おやじ趣味だとか言わないよーに。それだけじゃないんで(笑)。

 **

原作を詳細まで覚えていないので、もしかすると「ここは違~う」なんて事があったかもしれないけれど、見終わった時の印象は、原作を読み終えたときの印象と同じでした。

「SpaceBattleshipヤマト」の時は、原作を違う切り口で見せた作品だと思ったし、映画化された作品やキャラクタが原作と同じである必要性は全くないと思っていましたが、ああこんな風に映像化することもできるんだなぁと思いました。
最も原作が30年も前のアニメであるのと、現在をモチーフにした小説であるという点で違っていて当然なのですが。

見終わった時には、全然知らない隣の人と言葉を交わしたいような、そんな気持ちになっていました。
もっとも、お隣の方々は上映終了と共に颯爽と立ち去ってしまったので、お話できませんでしたけど(笑)。
でも、始まる前は仏頂面だったお隣さん(20代女性)が帰るときにはニコニコしてましたから、そういう映画だったということだと思います。

何事もね、ブツブツ文句を言うとか非難したりとか、後になってから解説したりとか、
そういう事は簡単だけれども、
今現在の自分を肯定ながら生きるのって案外難しいし。
でもそれが優しさを生んだりするんだろうなぁとか思ったわけです。

仕事の後、ダッシュで駅まで走った甲斐があったというものです。

そうそう、関西方面の方はロケ地にも思い入れがあるかもしれませんね。
ポトスは関東人間なので、電車の窓が切り取る風景は全くわかりませんせんでしたが。
自分の知っている風景があると、自分の想い出とも重なってまた違った味わいがあるのだと思います。


自分では労せずして、こんなにいい思いをさせていただいちゃいました。
ありがとーございまっす♪

 **

いやしかし。有楽町で迷いそうになった(笑)
しばらくぶりの有楽町だったので、マリオンが何処にあるのかも綺麗に忘れていたし、メトロで行ったから地上に出た時点で「ここどこ?」だったし。^^;

駅ではエスカレーターが動いていたので、思わず乗ってしまったくらい意志の弱いポトスです。
それにエレベータも動いていて良かったさ! 11Fまで徒歩じゃ洒落にならん(←あり得ないか・笑)

方向音痴もほどほどに。>自分!

本のこと  | コメント : 4  | トラックバック : 0 |

コメント

悔しい~

ポトスさん、こんばんは~
せっかく当たったにも関わらず、昨日は行くことができなくて残念でした(泣)
感想を一緒にお話できたら良かったのに…。
でもポトスさんに楽しんでいただけて良かったです♪
私も原作を読み返してから、劇場に足を運びたいと思います。

試写会応募も最近はネットでできることが多いので非常に楽になりました。
今回も別々のサイトでネットで応募したものなので、手間はかかっておりませんよ~どうぞお気遣いなく(笑)
あ、エレベーター、私も「さすがにエレベーターは止まってないよね?」とちょっとだけ思いましたよ(笑)

>大杉漣さん
私も結構好きですよー(笑)
でも何の役だったんだろう?
駅員さんか警備員さんぐらいしか当てはまりそうな役が思い出せない…。

| 2011/04/16 |  22:19 | 2枚当たったのに行けなかった人(笑) #- |  URL | 編集 |

阪急の沿線

この原作、相当最近に読んだのですね。
作者はワタシ、好きな作品とそうでないのがキッパリ分かれる作風をお持ちで、中では珍しく「うまいな~」が表に出た感じを受けた作品でした。
昔、筒井さんがやったミステリーにちょいとアイデアは似てますけど、短編作家としての力量もお持ちなのだと感動しましたねぇ。

しかも。
この沿線に目をつけたとこがすばらしい!

他所の方々ですと、駅名にちょっと引っかかりませんか? 普通の漢字が並んでいるのに、読みがとても風情がある。私たちこの沿線に住んでいた(それも子どもの頃だけ、という)人間には本当に素敵な風景が目の前に展開してくるような珠玉の物語でしたけど(これが西武沿線だと違った話になるんだろうなぁ)、映像化されるとどうなるのかは、是非観てみたいですね。

どもども。

| 2011/04/17 |  05:57 | 綾乃 #Wa8vY8KE |  URL | 編集 |

残念でした(><)

★2枚当たったのに行けなかったお方さま

 こんばんは~! 
 試写会、いらっしゃれなくてホント残念でした。
 私だけ楽しませていただいちゃってゴメンナサイ&ありがとうでした。。(^^;)

> 感想を一緒にお話できたら良かったのに…。

 そーーーなんですよっ。
 映画が終わってから、やっぱりイロイロ話せると楽しいですもんね~☆
 今度は是非、ご一緒に!(笑)

> 試写会応募も最近はネットでできることが多いので非常に楽になりました。

 そうは仰っても、それを探すだけでも大変じゃないですか。
 いつも「すごいな~」と思ってますもん。
 何しろ、出さなきゃ絶対当たりませんからねぇ。。。

> あ、エレベーター、私も「さすがにエレベーターは止まってないよね?」とちょっとだけ思いましたよ(笑)

 でしょでしょ?
 さすがに11Fはきっついよね! って。←斉藤みたいに言ってみましょう(笑)

> >大杉漣さん
> 私も結構好きですよー(笑)
> でも何の役だったんだろう?

 おほほほほ。見ての楽しみですね~。
 ああいう役はとってもお上手で、だからこそ話が締まるんでしょうね♪

 ご覧になったら、感想を聞かせてくださいね~(^^)/

| 2011/04/18 |  21:18 | ポトス #Kyq53.yY |  URL | 編集 |

阪急の沿線

★綾乃さま

 いらっさいまし~♪
 
> この原作、相当最近に読んだのですね。
 
 そうだったんですか? 私はちょいと前だったので、細かい設定はあまり覚えていないです。
 でも、ホント「うまいな~」って思いますよね♪

> しかも。
> この沿線に目をつけたとこがすばらしい!

 おお! この辺は実際にご存知の方ならではのご感想ですね!
 山の手線じゃ…話にならな~い(笑)

 映像化されたご感想を伺ってみたいです。
 機会があれば(機会を作って?)是非、ご覧になってみてくださいまし。

| 2011/04/18 |  21:25 | ポトス #- |  URL | 編集 |

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