本読んでます。

2011/07/15 14:32

昨日から、『輪違屋糸里』という本を読み始めました。
著者は、浅田次郎氏です。

浅田さんの本は、「椿山課長の七日間」が新聞連載されていた頃に読んだきりです。
あの頃、私はあまり本を読んでいませんでしたが、毎日楽しみに新聞をめくっていました。
映画化もされていますが、それも面白かったですね。
たしか、西田敏行さんが椿山課長を演じたのではなかったかと記憶してますが、天国への案内役を演じていた和久井映美さんがとても印象的でした。

他には『中原の虹』が有名かな。
私は未読ですが、人気がありますよね。
2008年に、吉川英治文学賞を受賞されている作品です。

あ、『鉄道員(ぽっぽや)』もですね。
確か高倉健さんが主演してましたっけ。うん、あれは泣いたなー。

『壬生義士伝』はいつか読もうと思いつつ。
先に『輪違屋糸里』読んじゃったよ、という感じ。

wikipedia見て知ったんですが、面白い経歴の方ですね。
まだ読み始めたばっかりなんですが、お梅に対する書き手の姿勢がとても肯定的な気がして、へえ珍しいなぁと思っていたんですが、なるほど、そういうのがこの方の持ち味なんでしょうか。

実は、以前読もうと思ったことがあったんですが、その時はあまり興味が持てずに数ページを読んだ処で放り投げてしまったんですが。
何しろ今は歴史小説マイブーム、しかも幕末やっぱり好きだわぁと思ったところですから。

大変面白く読んでます。

 ***

幼い頃から時代劇には親しんできましたが、歴史小説を読むようになったのは新選組がきっかけでした。

先日亡くなられてしまった和田慎二さんの『あさぎ色の伝説』。
あれの沖田総司に惚れてしまったのが運の尽き。
(笑)

今の私の好みから考えると、土方歳三とか、山南敬助とかじゃない? と言われるんですが、
一生の不覚。
沖田総司に惚れてしまったんですよねー。

彼をね、どうやっても正当化することができないんです。
もちろん、自分の中の価値観への正当化ってことですけど。
「どこがいいの?」って聞かれても。

「好きなの」

それ以外に言葉が無いんですよねぇ。

はぁ。

剣が上手くて。短命で。
ごめんけど、彼の思想だとか、心情だとか、たぶん私の好みからすごく外れているわけなんです。

新選組なんて。沖田総司なんて。

うん、そうなんだけどさ。そうなんだけどさ。
でも、好きなんだもん。

だから、悪く言わないでよっ、私の前じゃ。
腹立つから。

(笑)

そういう「好き」なの。

 *

まあ、そんな訳でコミックから始まって、彼に関する小説や歴史的背景やらを図書館で探し回って読んだのが、私の歴史小説好きの始まりなのです。

史実と云われているあれこれを調べ。
ああ、ここらへんは著者の創作なんだなぁと思いながら、一人の人物に対して、たくさんの人が多様な思いを抱いて物語を作り上げていることが面白くてならなかった。

「私だけの沖田総司」に逢いたくて。
いやー、もう妄想てんこ盛り(笑)

不思議なことに、そうやって「私だけの沖田総司」を探すことが、実際の沖田総司への冒涜になるとは思わなかったんだよね。
モノを知らないというか。
知らないってのは強いっていうか。

史実と云われることを並べてみて、そこから誰かのファクターを通して立ち上る人物造形や編まれた物語。

初めて読んだ物語は強烈で、それが「正しい」と思っていた時期もあった。
特に司馬遼太郎作品に出逢ってからは、彼の歴史観が「正しい」と思い込んで、それ以外は「間違い」だと思っていた時期もある。

つまりは私の中の理想像を具現化してくれるものであって、他の人が、テレビや雑誌の中のアイドルに熱を上げるのと、何ら変わりはなかったわけ。
だから、自分のイメージと合わないものは、ひたすら否定していた。

そうじゃないんだなと思ったのは、たぶん、自分で子育てしてからだと思う。

子育てをする中で、常識と言われるモノにとても幅があることに気が付いた。
正しいことも、間違っていることも、皆一色ではない。極端に環境や立場の違う人だけでなく、隣りにいる人だって、仲の好い友人とだって違っているものなんだと。
それは私の中でとても大きな「目から鱗」なトピック。
事実とか真実って、ひとつじゃないんだなぁと、つくづく思った。

それからかな。
真実って何だろうなぁと思いながら、いろいろな物語を楽しく読むようになったのは。

でも文章とかに好き嫌いはあるし、その時々の好みもある。
先日「歳三往きてまた」という本を読み始めたんだけど、挫折。
何か文章が綺麗すぎて、なかなか読み進まなかった。
で、読み終わらないウチに返却期限がきてしまったのでした。(^^;)

挫折といえば、『秀吉の枷』もそうだった。上巻しか読めなかった。
秀吉と黒田官兵衛の会話が、会議室の社長と重役の会話みたいにみえてしまって…^^;

あ、『真田太平記』も2巻で挫折した。
池波さんは、文章のリズムがあわない気がする…って文豪に対して失礼なワタシ。


まだまだ読んでみたい本はいっぱいあるんだよね♪

うん。
楽しみだい♪

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