日本は広い!

2011/08/19 08:46

西へ向かって1000km。車で15時間。
北へ向かって同じだけ移動したら、何処まで行けるんだろう。

狭い日本そんなに急いで何処へ行く。

そういう標語があったけど、日本は広いですね。

ここのところ、西へ移動することが頻繁で、新幹線だったりすると8時間位で到着します。
荷物が多いと大変だけど、寝ていられるから楽ちんではあるんですが。
ただ、景色があまり見えないので、遠くへ来たという実感があまり湧かないわけです。

その点、車での移動はいろいろと見えることがありまして。
とはいえ、高速道路から見える景色なんてたかがしれているのだけれど、
それでも山並みがだんだんと変わっていくのがわかります。

私は関東平野で生まれ育ったので、近くに山はほとんどありませんでした。
夫は「冬になると淋しい」と言いますが、私はこのだだっ広い風景が好きです。

中央道に入ると、あっと言う間に山が高くなります。
結婚当初、山梨に住んでいましたが、あの南アルプスの高さはいつみても畏れおおいです。
もちろん、富士山の美しさは言わでものことですが。

中国山地のなだらかな、ほっこりとした印象の山々とは違い、
峰とか頂(いただき)とか、急峻とか。
まるで世界がそこで終わっているかのような高い高い壁のように見えます。

あれを越えて行こうと思った先人達には、畏敬の念さえ抱きます。

そして、淡海の湖。琵琶湖へ繋がる平野。
岐阜県には友人縁の思い出の土地があるのですが、
最近知り合った方もそちらにお住まいという偶然もあり、
揖斐川を越える時はいつも彼女たちを思い出します。

大阪の町には遊びに行ったことがありませんが、高速は馴染みになりました。
いっつも渋滞しますしね(笑)
今回は下を走りました。

そうやって、たくさんの町を走り抜けます。
町の灯りがあって、山の暗がりがあって、そしてまた町があるんです。

そうそう、高速道路のパーキングは近年とても綺麗になりましたね。
トイレも広く、綺麗です。
冬は便座があたたかいのが、とても嬉しい(^^)。(いや、まじホント)

そうして1000km先へ辿り着き、また、もどって来たわけですが。

人が生きることは、大変なんだ。

しみじみとそう思いました。

西へ行けば行くほど、震災への温度差を感じました。
それは悪いことではなくて、あたりまえのことなんです。
でも、私は首都圏という中央で暮らして、その事を忘れかけていたんですね。
首都圏は、広い日本の一地方にしか過ぎないことを。

山陰に住んでいた頃、テレビのニュースを見てはよく思いました。
冬場に乾燥注意報とか頻繁に出て、その対策を呼びかけたりしていますが、
冬場の山陰はすごい湿気です。
除湿のグッズもありますが、昼間、それが乾燥しないですから使えませんって(笑)
太陽光発電? 冬場、どれだけ日照時間があるっちゅうねん!
まったく、首都圏って全国自分と同じだと思ってるよな。
と、思っていたんですけどね、実際首都圏に住んでしまうと、テレビの中の状況と自分の身の回りが同じ状況なので、違う場所があるということが思い浮かべにくくなってしまうんです。

首都圏と西の地方はこんなに違う。
日本は広い。
しみじみとそう感じました。

この震災では本当に大変な想いをされていらっしゃる方がたくさんたくさんいらっしゃるけど、
でも、あえて誤解を恐れずに言ってしまえば、
生きると言うことは、それだけで大変な事なのだ。と。

昨年、従兄が急逝しました。まだ40代半ば。
叔父も叔母も、どれほどの哀しみを抱えているかと思うけれど、義母の一周忌に来て、義母を偲んでくれました。

どの哀しみが、どの苦しみが、より大変でより重要でなんてことはなくて。
生きると言うことは大変なことなのだと、
おじやおばたちと言葉を交わしながら、つくづくと思いました。

うっし。
頑張ろう。

父や母がそうして生きてきたように、私もそうやって生きていく。

そんな風に思えたお盆だったのでした。




★コメントいただいたTさま
 ありがとうございましたーー(_ _;)

よもやま  | コメント : 0  | トラックバック : 0 |

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