青野さんの話をしませんか

2012/04/11 09:09

昨日、青野武さんの訃報がもたらされました。

2012年4月9日午後4時38分、多発性脳梗塞のため東京・八王子市内の病院にて永眠。75歳。
通夜は14日午後6時から、葬儀・告別式は15日午前11時から、いずれも東京都府中市浅間町1の3、府中の森市民聖苑で営まれる。

身内でもなく、それどころかお目にかかったことも、舞台を拝見したことさえない方の訃報がこんなにも悲しいとは思っていませんでした。ワタシにとって、やはり青野さんは特別な方でした。
30年という時間差はどうにも仕方のないことですから、いつかはこういう日が来ることはわかっていたにもかかわらず、こんなにも悲しい。
淋しいでも、残念でもなく、ただただ悲しい。
自分でもびっくりするくらいに、悲しい。

でも。
オトモダチが教えてくれました。

青野さん。
私はあなたの演じたキャラクターが、心から好きでした。
30年が過ぎても、変わらずに好きでいます。
青野さん、あなたのお陰です。
ありがとうございました。

そう言ってお別れしたいと思います。

だから。
青野さんの話をさせてください。
初七日までは此方にいらっしゃるそうですし、青野さんを偲んで、青野さんの話をしてお別れしようと思うんです。

昨夜からいただいたメールやコメントに、私はひどく慰められました。本当にありがとう。
もし、ここを読んで下さった方で青野さんの話をしたい方がいらっしゃったら、コメントやメール、拍手等お気軽にどうぞ。もちろんご訪問くださっただけでも十分なのですが。

昨日いただいた拍手コメントへの返事はつづきを読むに。


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青野さんの演じられた役は、そりゃもちろんたくさんあるわけですが、ここ胡蝶的にはやっぱり真田技師長ですよね。

 ちなみに、管理人の別サイト宇宙図書館では「勝手に青野さんお誕生日お祝い企画」なんてことを過去にしておりました。

青野技師長、全編どこも素敵なんですけどね、ポトス的名シーンは以下の通り。

NO.01は、宇宙要塞13号の爆破後、煤けたヘルメットの中からにやりと笑うシーン、かな。
で、NO.02は彗星帝国動力炉爆破の、「行けっ行かんか、古代っ!」それに続く「隊長、ありがとう」。
あうううう。思い出しただけで泣けます!
NO.03は、実は『復活篇』。旅立つヤマトを英雄の丘から振り仰ぐシーン。

旧作のヤマト、特に最初のイスカンダル編は、あの時代特有の明るさがありますから、技師長も案外お茶目です。
第一艦橋においては兄貴的存在であり、「こんなこともあろうかと」という有能さを持ちつつも、上には沖田艦長という重石があることもあり、結構いろんなこと言ってます。当初、技師長反乱という予定もあったみたいで、今思うとそれの伏線的に感じる台詞もありましたが、結果的に反乱はなかったわけですから、それ自体彼が内包する弱さに感じることもできると思っています。


それから、モンティーパイソンも面白かった!
ワタシが観たのは「MONTY PYTHON and the HolyGrail」ですが、英国の傑作コメディの吹き替えです。
一緒に吹き替えをされているのが、広川太一郎さん、山田康雄さん、納谷悟朗さん、古川登志夫さん、飯塚昭三さんと大変豪華。
ワタシは外国文学をあまり好みませんが、その理由の一つに生活習慣や文化を理解できないために、ちょっとした機微や機知がわからないから面白みに欠ける、ということがあります。
でも、これにはそれがないんですよね。吹き替えの素晴らしさ、と言いますか、アドリブがスゴイといいますか(笑)名作って普遍性があるんだな、と思いましたもん。
アーサー王伝説なんて全然知らない当時中2だった息子も、お腹を抱えて笑ってましたよ。


ちびまるこちゃんの友蔵じいさんは、近作として有名ですよね。
自画自賛みたいで申し訳ないのですが、笑っちゃうのがERIさんの描いてくださったパロディ・イラスト。上記・宇宙図書館の企画で描いてくださったんですけど、傑作です。笑えます。是非、ご覧ください。



さてさて、とりあえず今日の処はここまで。
どうぞ少しの間お付き合いくださいませね。





拍手コメントへの御礼。

★Mさま(わかるかな?)
 コメント、ありがとうございました。
 すっかりご無沙汰しております。ご心配いただき、ありがとうございました。

 お察しの通り、昨日はもうあの一言書くのが精一杯で泣いていたので、今朝もはれぼったい感じです。
 自分でもこんなに悲しいことに、ちょっとびっくりしたくらい。
 でも、青野さんが声優としていてくださったことに、心から感謝していると思えたので、
 今はご冥福をお祈りしたいと思います。


★Nさま(まじ、わかるかしら???)

 コメントありがとうございました。
 なかなかお忙しそうなご様子ですが、お元気でいらっしゃいますか?

 「RED LINE」ご覧になったんですね。観とけば良かった!
 ワタシが最後に映画館で聞いた青野さんのお声は「カンフーパンダ」の予告映像でした。
 …確認してませんが、あれは青野さんだと思います。

 宇宙図書館の特集記事を思い出してくださってありがとうございました。嬉しかったです。

 

よもやま  | コメント : 0  | トラックバック : 0 |

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