「2199」第5章 観たよ!

2013/04/21 00:23

都内まで出かけるのはちょいと無謀かも…と諦め気分でいましたが、なーんだ、車で行けるところもあるじゃん、ということに気が付き出かけてきました。
片道1時間程のドライブでしたが、夫はワタシに借りがあるので(笑)、文句一つ言わずお医者さん経由で一緒に見てきました。

「2199」第5章-望郷の銀河空間 2013年04月20日鑑賞

先にご覧になった方の評判が良かったので楽しみにしていたのですが、なるほど、面白かったです。
ポトス的ツボもありまくりでしたし(笑)。

ちょっと話がそれるんですけどね、「2199」のTV放送が始まったじゃないですか。
冒頭、冥王星会戦じゃなくてメ号作戦が始まりますよね。で、古代守の乗った「ゆきかぜ」がぐいいいいんと進んで行くシーンがありますよね。
我が家では見た瞬間「あ、ビーストウオーズ!」と声が揃いました。

ご存知ない方が多いかもしれませんが、カナダで作られた変身ロボットもののTVアニメなのに、声優陣によるギャグ・アドリブ・物まね・パロディが連発する、「ワタシが見たのは何だったの?」的な番組なんですけどウチの子ども達は大好きでしてね、それが全編3D映像なんですよ。

なので。「2199」の艦隊の動きを見て、「あ( ̄ー ̄)ビーストウオーズ…」というわけ。
いやーー。「ヤマト」はあんな全編ギャグじゃいのおおおお! と叫びつつ、駆逐艦が変身するとこなんか想像しちゃった自分が情けない…あはは。

で、今回エンディングが影山さんだったじゃないですか。
うわーーー「ますますビーストウオーズだって!!」と突っ込みまくりながら観終えたのでございました。

   ***

さて、話を「2199」に戻したいと思いますが、いきなりネタバレってのも何なので。

今回真剣に「観に行けないかも」という事態に陥って始めて、自分が如何に恵まれたトコに居住しているか実感できたんです。全国の限られた都市でしか上映しないってことは、観られない人がたくさんいるってことだというのは頭ではわかっていたんですが、実際自分の身に降りかかってこないとわからないものだな、と。

DVD/BDの発売を楽しみにしている方の存在を改めて思い知ったのでした。

でもね、この4話毎の上映ですが、やっぱり30分枠のテレビ用のものじゃないですか。
だから少なくとも山場が30分に一度、それが4回あるわけでして、見終わった後の余韻がどうもブレるんですよね。大画面の迫力が嬉しくて観に行くので文句を言うのもヘンですけど、こういう形式はどうなんだろうなーと毎回思います。
実際、こうしてTV放送が始まってみれば、やっぱり1話1話を週刊で楽しみに見るというスタイルが心地よい気がします。

とはいえ、6章が06月15日、最終章が08月24日、となると劇場で見られる機会も少なくなり、それはそれで寂しいという自分勝手な事を思ってしまうわけです(苦笑)

さて、この「2199」ですが、原作と大きく違っていると感じる点があります。
喩えて言えば、
原作は「スーパーサイヤ人vs魔神ぶう」の戦いだったけれど、「2199」は「魔神ぶうを倒したのは元気玉だよね!」ってとこです。
(笑)
…わかりませんよねー。(爆)

原作のヤマトは、誰もがスーパーサイヤ人、つまり「超人」だったわけです。
病気に冒されながらも指揮を執る沖田艦長とか、「こんなこともあろうと」な真田技師長とか、こないだまで訓練生だった18歳男子が艦長代理になっちゃう古代進だとか、とても18歳には見えない落ち着きをもって操縦桿を握っていた島航海長とか、ひとり何役こなすんだいってな森雪とかね。
基本的には、他の乗組員もまた同様で、誰もが「考えらんないくらいよく働く天才」ばっかだったわけです。

まあ、現実的な事情として子ども向けアニメから脱却し切れてない、という要素は多分にあるとしてもですね、そういう「ファンタジー」要素がヤマトの魅力のひとつだったというのは、間違いないと思います。

これはお話なんだよ、というファクターがあり、分かっていながら誰もそれを口にしない、みたいな暗黙の了解があったわけです。
でも、時代の変化や技術の進歩、世間の変遷という中で、何とかつじつまを合わせ、そこに「リアル」を見いだしたいと思った人がいたんですね。
それを同人誌という場に載せた人もいましたし、ネットの発達に伴い二次作品として発表する人もいましたが、ビジネスとして世の中に発表した人もいたわけです。

全く別の新しい物語を作り上げたいというのが目的なわけではなくて、原作ヤマトの穴を埋め、今の自分が納得できる作品を作り上げたい、というのが願い、或いは主たる動機なんじゃないかと思うんです、この「2199」は。

だから、「2199」の登場人物達は、誰もが「とても優秀ではあるものの、普通の人」であり、その彼らの努力の積み重ねが長大な旅の果てに成功をもたらすという物語なんじゃないかと。

だから。
沖田艦長は、偉大な指揮官ではあるものの、弱さも持ち、同士もいる。
真田副長は、「こんなこともあろうかと」なんて調子で供与された技術を使いこなしたりはしない。
古代戦術長は、家族を失った痛みを抱えつつも、他者(部下)を思いやる班長であり、
島航海長は、年相応に揺らぎも怒りも表に表す。

「リアル」を求めた事で、キャラクター色を出すためのテンプレでわかりやすいキャラではなくなった。
「リアル」を求めた事により、それぞれのキャラの立ち位置が変化し、全体としてこういうキャラになったんじゃないかと。
「リアル」を求めると、スーパーサイア人にはなれないんですよね。そういう解決ができなくなっちゃう。

それをよしとするかどうかは、観た人それぞれに委ねられるものですよね。


今日同じ映画館で「ドラゴンボール」を上映していたので、きっとそんなことを考えたんだと思います。(笑)
次回からは、ネタバレ上等で感想書きますねー。

最後に、一言。
面白かったですよー。迷ってる方は、是非行ってみてくださいね!

テーマ : 宇宙戦艦ヤマト - ジャンル : アニメ・コミック

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