「足尾から来た女」前編視聴

2014/01/19 00:46

我が家にも受験生がおりまして、一応センター試験も受けているので、できることならこれから雪が降らない方が望ましいのだが…^^;
何しろ、明日はワタシも仕事だしね。

今日は早よ寝よと思っていたのだけど、21時10分に「足尾から来た女」を見つけてしまい、即座に視聴に入ってしまった。

土曜ドラマ「足尾から来た女」
 2014年1月18日(土)放送予定  
 午後9時00分~10時13分放送【総合・73分】
 公式HPはこちら。

最初の10分を見逃してしまったので、尾野真千子扮するサチがどこの出身なのかしばらくわからなかったけど、谷中村出身という設定だったのね。
全く知らなかったので驚いた次第。
視聴後、慌ててHPを探す始末だ。

ワタシはこの渡良瀬側の近くで育った。
遊水池を囲む土手は、小学校への通路の一部で有り、画板を持って写生大会をし、冬にはたこ揚げにいそしんだ。
ああ、マラソンもあったっけ。
ワタシにとって谷中村は過去の歴史であり、遊水池はただのだだっ広い葭の原でしかない。

田中正造は郷土の偉人であるため、他地域で「足尾鉱山鉱毒事件」がどの程度扱われているのかワタシにはわからない。
足尾のはげ山は映像でしか見たことがないのだが、ワタシの川・水がコワイという感情の原始的原因は、遠くこの辺にあるのではないかと思ったりもしている程度には、自分の歴史であったりもする。

いくら祖母が田中正造が家に来たのを覚えている、と言ったところで、ワタシにとっては過去の歴史の人でしかなかった。
近代日本公害問題の原点とも言える足尾鉱山鉱毒事件を、ひとりの女性の生き様を通してどう描くのか。
大体、一体何故「今」なのか、ワタシはクエスチョンマークを顔中に貼り付けていた。

が。
なるほど、こういう描き方をするのか。
これならば、今に通ずるテーマを抉ることができるだろう。
作品としての評価はまだ何ともいえない。
尾野真千子さんは相変わらず抜群の上手さだし、田中正造役の榎本明さんもさすがだ。
北村有起哉さんもさすがいい味だしている。

物語の中、サチの家が引き壊されるシーンは胸が痛んだ。
あの明るい緑の中、セットも人も場違いなくらいに浮いてみえたけれど、実際にはもっと悲惨な光景だったのかもしれない。
あの公害問題を、この時間の中で上手く表現していると思う。

ただ、ああこれは別な場所でロケしたな、というのが何となく分かると、地元民としてはちょっと興醒めではあるが、まあ致し方あるまいと思う。^^;
方言は、まぁこんなもんでしょ。本格的に喋ったらワタシにだって何言ってるか分からんからな、年配の方の言葉は^^;
そうそう、ドラマの中、サチが一人称を「おれ」から「わたし」に直されていたけれど、ワタシの伯母は今でも自分のことを「おれ」と言います。たぶん、デフォルトにそう表現してた。
ワタシの世代で、自分を「おれ」という女性はもういないけど。

国事のために故郷を奪われたサチが、これから何を思いどう生きるのか。
後編はじっくり見ようと思う。

前編の再放送は、2014年1月20日(月)午前0時15分(日曜深夜・総合)。
皆様も、是非ご覧ください。

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