プライオリティ

2014/02/04 19:09

priority

ワタシは優先順位という意味合いで使っていたが、辞書には「優先権」とあった。
こういう単語を聞く度に、日本語で言やあいいじゃん、と思うんだけど、多少なりとも違う意味合いを持たせているから違う言葉を使うのかもしれない。

web上の日外アソシエイツ・コンピュータ用語辞典にはは、
「システム資源を受け取る順番で,ジョブやタスクに割り当てられるもの.処理装置や他の装置に対して,同時に二つ以上の処理要求があった場合,通常,処理の重要性に従って割当ての順番が決められる」
とあった。

「システム資源を受け取る順番」と定義しているところが、大変コンピュータらしいではないか。
面白いと思った。

ワタシは予定をたてるのが苦手だった。
というか、たてた予定通りに事が運んだ試しがないと言ったらいいか。
そして、それをあまり疑問に思ってこなかった。
予定は未定、と言ったところか。

それでも、独身時代、或いは子どもが生まれるまでは、こんなやり方でもそれなりにやってこられた。
遅れたといっても大きな誤差では無く、自分が頑張ればどうにかなることが多かったからだ。
だが、子どもが一緒となるとそうはいかなくなった。
自分がどんなに頑張っても、子どもは自分のペースでしか動かない。
ギリギリになって慌てて行動を起こしたのでは、まっっっったく間に合わない事が極端に増えた。

当然、夫は呆れたし怒ったが、ワタシは「子どものせい」だと思っていたので「仕方ないじゃん」と内心ぶーたれる以外に手段を持たず、かなりストレスがたまった。
当然、子どもが大きくなり手がかからなくなると、このストレスは減った。
これは、子どもが(時間的にも質的にも)大人の期待通りに動けるようになる、ということが大きいが、子ども自身の所為だと言えるようになったということもある。

わかる?
ワタシ(親)の所為じゃなくて、自分の所為じゃん。
と考えられるようになるのは、ホント、楽ちんだ。ストレスレス(笑)

だが、ここに来て時間の自由がきかない生活をするようになっている。
そして、ハタ、と気が付いた。
ああ、優先順位を付ける、つまり予定をたてるということはこういうことか、と遅まきながらもやっと理解できたのだ。

これまでのワタシは、予定を立てる時も、行動を起こすときも、思いつく全ての事を時間内にやろうとしていた。
つまり、やらなきゃならないことの是非を検討すること無く、どうやったら時間内に全てすることができるか、どういう順番でやったら全部を終了させることができるか、と奮闘していたのだ。

一応、優先順位みたいなものは考えないではなかったが、今思うと、全てを完了させるためにのべつまくなしに手を出していたのだな。
だから時間切れにもなるし、時間切れになった時の穴がのべつまくなしにあったわけだ。

そういう状態だから、やってもやらなくてもいい些細なことが終了していても、どーしてもやらなきゃいけない事が終わらなくて、時間に間に合わないという事態に陥るのだ。
それでは、いくら一生懸命やっても終わらなかったという「ストレス」は決してなくならない。

現在、家にいる時間が減り、できることがかなり減った。
今回、ワタシは、まず「やらなきゃならないこと」をかなり減らした。
だって、こんなに時間がないのに、今までと同じ事は絶対できないもん。
と開き直った。

(笑)
でも、結果的にはこれが大事な事だったのだ。

ワタシじゃ無くてもできることは、基本的に後回し。
そして、「嫌なこと」「やりたくないこと」もできる限り後回しにした。

効果は、あった。
たったそれだけのことで、ワタシはストレスから解放された。
更に、手際が良くなった。
やらなくても良さそうなことをまず行動から除外した結果、やらなきゃならない、つまり必要最低限な行動というのは案外少なかったからだ。

家庭におけるワタシの役目といえば、主婦であることと母親であることだ。
さて、ワタシがしなきゃならないことって何でしょうね?

当然、その筆頭にあげられるのは食事作りである。異論はあるまい。

腹の減った家族に食べさせるというのは、好きだろうがキライだろうが、主婦の仕事だとワタシは思う。
ただ、これワタシじゃ無くてもできるんだよね。
夫は食事を作ることが割と好きだし、子ども達だってもう高校生と大学生。
家の前にはコンビニがあるし、カップ麺もレトルトもある。
そして、ご存知の通り、ワタシは料理が嫌いだ。

だから、時間があれば食事を用意していくけれど、
「今日はご飯の準備できませんでした。各自、よろ!」とメール一本で済ませてしまうこともアリにして、それを後ろめたく思わないことにしたのだ。

…よい子の主婦の皆さんは真似しない方がいいかもだけど。
(笑)


後はやっぱり掃除かな。
こは、ウチの男共はまずやらない。
「埃じゃ死なない」とか言って、ワタシがやらなきゃ誰も掃除機をかけるなんて真似はしない。
でもね、帰宅して、居間がとっちらかっていると非常に不愉快で疲れるんだよね。
だから、掃除だけは必ずしてから出かけることにしてる。
…だって、掃除好きだもん(笑)

洗濯はイヤじゃ無いけど、受験生で家にいる息子がやってくれる。
だから、デキる時は自分でするけど、時間がない(寝坊したとか)場合、「ごめん、干しといてね!」と言って出かけてしまう。

ちなみに、この息子は大変助かる子で、ちゃんと干して夕方には取り込み、家の雨戸を閉め、ご飯を炊いておいてくれるという孝行息子なのだ。
いつもさんきゅ♪

そうして、ワタシが一番やらなきゃいけないことは、ワタシが元気でいること。
ご飯がお弁当だろうが、洗濯物が山になっていようが、ワタシが元気でニコニコしていればオールオッケーなのだ。

仕事で疲れて帰ってきても息子に夕飯を作ってくれる夫にも、
夜勤のバイトをしながらもタフで元気でいてくれる長男にも、
受験生なのに家事全般の手伝いを引き受けて文句を言わない次男にも、
もちろん、心から感謝はしている。
そうして、それをいつもいつも気遣ってくれる妹にも感謝なのだ。

ワタシじゃ無きゃできないこと以外は、しなくたっていいじゃない。
とは、ワタシは思わない。
誰にでもできることを、自分の事として引き受けることは大事なことだと思っている。
でも、全てをできるわけじゃないから、その時々に応じて優先順位を付ける。
優先順位の付け方は、社会規範に則る場合もあれば、我が家ルールの場合もあり、ワタシルールの場合もある。
状況に応じて、それは変えている。

敢えて言えば、お腹が空いた時にイライラしたら、とりあえず食べてから考えて行動する事を心がけている、って事かな。(笑)
重労働ではないにしろ、時間的制約が発生している状況ではあるけれど、優先順位を考え生活を組み立てるという良い訓練になっていると思えば、張りのある毎日ではある。

^^

よもやま  | コメント : 0  | トラックバック : 0 |

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