IL DEVU 春場所

2014/03/19 13:01

今日から通常運営に戻ります。
時には父のことや闘病中に思った事など、ぼちぼちと書き留めることがあるかもしれませんが。
また一緒に遊んでやってくださいませ。

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昨日、IL DEVUのコンサートに行ってきました。

630(シックスサーティ)コンサート~充電の60分~
IL DEVU
2014年3月18日(火)18:30開演 第一生命ホール

第一生命ホールは晴海にあります。
ワタシは初めて行きました。
最寄り駅は勝どき駅。徒歩10分程度でしょうか。
普段ならのんびり歩ける距離ですが、何しろ昨日は春一番が吹きましたからね。
よろよろとよろけつつも、きっとDEVUの皆さんはこんな時もばっちり直立不動に違いない、などとひとりほくそ笑んだものです。

ワタシは2階の表面、一番前の席でした。
何しろあの声量ですから、聞こえないなんてことはありません。
その上、舞台からちょっと見上げた感じで朗々と歌っている姿が真っ正面…!
いや、この席は癖になりそうな心地良さでした(笑)

MCから入るコンサートって珍しいなぁと思いつつ、最初にマイクを握ってくださったのはバスバリトンの山下浩司さん。
「IL DEVU 春場所です」と、第一声から笑いを誘ってました。^^

IL DEVUのコンサートは都合4回目になりますが、今までで一番山下さんが素敵でした。
決してぶれることのない安定感に満ちた重量級の低音が、甘く鳴り響く。
彼の声は艶っぽいというか、男声の色気があるんですよねー。
うっとりと聞き惚れちゃいました。

「音大に入れば誰もが歌ったであろう、基本の懐かしい曲です」との紹介の元歌われたのは次の3曲。

カッチーニ:アマリッリ、私の美しい人
ヘンデル:オンブラ・マイ・フ(懐かしい木陰で)
シューベルト:シルヴィアに Op.106-4 d891


次にマイクを持たれたのはテノールの大槻孝志さん。
大槻さんは公式blogを書いていらっしゃるのですが、これが面白いんです。
お人柄なのかな~。歌に対する姿勢がとても真摯で、私のようにオペラの素養も興味もない人間にもわかりやすく、すっと言葉が届いてくるんですよねー。
IL DEVUの公式blogも主に大槻さんが書いていらっしゃるんですけど、ワタシは過去にさかのぼって全部読んじゃいました。(大槻さん個人の方のblogもですけど)
これ最初に読んだ時は、しまったー!もっと早くからこの感覚を共有したかったなー!とひどく残念に思ったものです。

 IL DEVU公式blog http://ameblo.jp/devudivo/


イングランド民謡:グリーン・スリーヴス
アイルランド民謡(チルコット編):ダニー・ボーイ
岡野貞一(チルコット編):朧月夜
 

誰もが知っているであろうグリーン・スリーブスは、16世紀に歌われた歌だそうで、女性の名前だそうですね。
で、グリーン(緑)の袖の女性というのは特定の職?の女性を指すのだそうで、艶っぽい解説もなさってました。^^
ワタシは、このダニー・ボーイという曲が好きで、これは戦地に赴く息子への思いを母親が歌ったものだそうで、山下さんの低音がとても切なく聞こえる曲です。


毎回、ピアノソロの曲もあります。ピアニストは、年間100以上のステージをこなしていらっしゃるという、河原忠之さん。笑顔のとても素敵な方です。
初めてIL DEVUの演奏を聴いた時、ワタシは彼らを「ご機嫌な戦車」のようだと思ったのですが、河原さんのピアノは「春風の吹く野原」だと思いました。とにかく、音色が幅広く繊細。って、プロフィールのまんまですけど、本当にその通りなんですもん。ど素人のワタシにも、その繊細さは類い希なく、河原さんあってこそのIL DEVUだな~と思ったりもするのです。

ところで、河原さんがマイクを持ってお話されたのは、リーダー山下さんのNY留学の事でした。
彼の留学に伴い、2014年の彼らの活動はこのコンサートでお終いです。
「IL DEVUを応援してくださる皆さんに心から感謝し、こんな時に留学となることを一番忸怩たる思いでいるのは本人だと思います」と。ですが、留学事態はずっと以前から決めていたとのことだそうです。

年末のblogにだったか、「個々人の研鑽の積み重ねが集まってのIL DEVU」というような事を仰ってらして、ワタシはそれがとても印象に残っていたんです。
日本を代表するような方でいらっしゃりながら、この謙虚さ、そして音楽への真摯な態度に深く感銘を受けたと言いますか。
一流の音楽家の方って、皆さん、そういう謙虚さと真摯さを持っていらっしゃるように思うんです。
藝術ってすごいなー、奥深いんだなー、と思い、愚痴混じりの己を振り返り恥ずかしくなったりしまして。^^;

2015年の演奏活動はもう決まっているご様子でしたので、それを楽しみに待ちたいと思いました。
世界の山下浩司!として戻っていらっしゃるのを、楽しみにお待ちしております。^^

ということで、ピアノソロは
モリコーネ:ニュー・シネマ・パラダイス


河原さんの一番好きな映画だそうで、映像と音楽の一致という点で特に素晴らしい作品だと仰ってました。
勿論、河原さんの演奏もとびきりです!

次は、バリトンの青山貴さん。
もー、この癒やし系の雰囲気からあの男前なすんばらしいバリトンが発声されるなんて、アメージング!
惚れ惚れといたします。
そういえば、前回のコンサートで遂に総重量500kgを超したそうで、どうやら青山さんのご活躍のお陰らしく…(笑)
終演後のサイン会で、「ワタシの今年の初笑いはパンチラでした」と言ったら、聴いてくださったんですか!と笑ってくださいました。気さくな方なんだと思います。
(ちなみに、「ぱんちら」とは元旦のラジオ放送での話です。ワタシはお腹を抱えて笑いました)

井上陽水:少年時代
見岳章:川の流れのように


もう、この辺からリミッターが外れましたね?って感じで、一体どこからこの声量が出てくるのか。
しかも、それが見事なハーモニーとなって朗々と響くんですから。
本当に、このユニットの醍醐味は生演奏にあると思います。すんばらしいです。


最後にマイクを握ったのは、テノールの望月哲也さん。
ネクタイを外す時は、ILDIVOの曲を歌う時なんだそうです。

モリコーネ:映画「ミッション」より「ネッラ・ファンタジア」
フランソワ&ルヴォー:マイ・ウェイ


このネッラ・ファンタジアが山下さんから始まるんですけど、これがまた素晴らしいです。
座った場所にも関係するのかもしれませんが、今回の演奏では、低音のお二人の声がとにかくスパッと届いてきました。
特に山下さんは、CDでは再生し得ないであろう魅力が溢れるようにあり、素晴らしかったです。

アンコールは、
ピエ・イエズ
パセラ

の2曲。

ワタシはこのピエ・イエズが大好きですが、これはIL DEVU結成後、最初に歌った曲なんだそうです。
パセラは、とにかく華やかで素敵な曲です。実はワタシ、一生懸命歌う練習をしてます(笑)カタカナ語ですけどね。

というわけで、あっという間に1時間は過ぎ去ってしまい。
けれど、とっても贅沢な1時間でした。


そうそう、3/30の行列のできる法律相談所?にゲスト出演されるそうなので、録画しなきゃいけませんな。
もちろん、今日の番組は見ましたよ♪

大好きなアーティストの来日は年に一度のお楽しみ♪ とワタシは思っているので、
来年の活動を楽しみに待ちたいと思います。

素敵な演奏をありがとう♪

テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

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