「星巡る方舟」感想 その1(ネタバレちょっとあり)

2014/12/12 19:25

  ヤマト切り絵18_真田志郎
  ヤマト切り絵18_真田志郎

副長だと気合いが入るのはやはり気のせいではあるまい。*^^*
綺麗にできたので、up画像がいつもよりでかいです。(笑)


本来の画像では、ここでにやりとかしてません。
顰めっ面で考え事してるシーンですが、思い立って( ̄ー ̄)とさせてみました。
悪人顔に磨きが掛かった(笑)

今週月曜日に仕事帰りに夫と待ち合わせて「方舟」を観てきました。
でかいスクリーンだったこともあり、半分くらい埋まっていたでしょうか。
やはり仕事帰りにサラリーマンが目に付きましたが、カップルでいらっしゃってる方もちらほらと。

つくづく、ヤマトに強い思い入れがあるのは男性なんだなと思います。
女性ファンからみると、リサーチが偏っている! と思う事はしばしばありますが、
こうして男性層の厚さを目の当たりにすると、それも致し方ないのかなと思ってしまいます。

女性ファンだっています。実際ワタシの周りはそうですし。
だから、女性ファンだってたくさんいるんだよ、と思っていたし、
何故一部男性ファンの声ばかりが優遇されている(ように見える)のか不思議だったのですが、
数の上でも、お金を使ってくれるという点でも、男性ファンの多さは伊達じゃなかったのだなと思わざるを得ません。

webでも、イベントでも、数多のファン同士が集うとはいえ、
同じような傾向の人が集まる場所の方が顔を出しやすいですものね。

だから、「売るため」とか「大人の事情」とか言われていることの大半は、
制作者側がやりたかったことなんだろう、と思います。

端的に表れるのが、女性キャラデザイン&カット、ですよね。
女性としての立場で見ると、不愉快な映像って結構あるんですよ。
たとえそれが「今時」だとしても。
溜息を付きつつも、仕方ないとは思っていても、何も感じていないわけじゃない。
でも、だからって、それを「不愉快だから直せ」とはいわない。さすがに(笑)
不愉快なら、そう宣言して観なきゃいいだけの話だと思うし。

それでもヤマトだから、観たいと思う。
でも、腹の底にそういう思いを抱えているから、やっぱり昔のように夢中にはなれない。
物語云々以前に、そういう思いを抱えてしまうのはあまり幸せな事じゃないですね。

なんてーか。
「コブラ」くらいになるとね、「男ってバカだよねー」と笑って気にせず楽しめるんだけど。

新ピカでの初日初回の舞台挨拶回の会場にいるおじさんたちを観ながら、そんなことを思ってました。

男性目線の物語なんだろうと思うんですよ、「2199」は。
ま、オリジナルが違うってわけじゃないですけど(笑)

「リアル」に徹したがため、「キャラクタの分散」と言われる現象が起きましたが、
この「リアル」というのも、男性目線(しかもおじさん)のリアルだと思います。
女性目線リアルなら、いつでも襲われそうなあんな艦内服になりません(笑)
というのは冗談ですが。

希望が欲しいのは、若者だけじゃない。
おじさんだって、管理職だって、頑張ってるし、へたれな部分もあるし、希望が欲しいんだよ。
そういうリアルを感じます。
それが悪いわけじゃないと思うし。それでもいいんじゃないですかね。

男のへたれをリアルを感じるように描く。
そしておやじが活躍し、その後、若者が成長する。
至極真っ当な成長曲線。

でも、オリジナルに恋した女性の目線でみたらさ、ちとガッカリだよね。
例えばさ、999のメーテルがさ、ボンキュッボンのボディでさ、
美貌を色気を使って手練手管で人材を集めたりしたらさ、
やっぱりがっかりしちゃうでしょ。
たとえ、そこに「真実の心」があっても、そんなメーテル見たくないでしょ。
(笑)

オリジナルとの比較がないキャラはね、だから抵抗なく見られるんだと思う。
ドメルもバーガーもカッコイイし、ワタシはあのお育ちの良さげであほーなゼーリックが大好きだ(笑)

ワタシは古代進にも恋してなかったから、2199の古代進も全然オッケー。
ああ、こういうのもありじゃん、って思う。
「方舟」での活躍も良かったよね~。
あの、錨を打ち込んでの戦闘シーンなんてめちゃカッコよかったよ~。
古代も、戦闘シーンも、ね。

え? 後ろで見てた副長の件?
(笑)
ああ、他人の才能を認めるだけの器になったのね、上に立つ人間になれたのね、
なんて思ったのは、他人様の感想を読んでからさ(苦笑)

オリジナルの真田はほとんど戦闘指揮を執っていない。
でも、後ろから古代に数々の助言をし、フォローはしている。
だから、オリジナルの真田は万能に見える。
本当は戦闘指揮も古代並みにできるんだけど、技術面で忙しいし、それより軍師的位置のが性に合うんだよね、だから副長&技師長でいいんだよ、という風にみえる。

2199の真田は、副長だから、技術面でのあれこれはあんまりやらないし、
他人に助言するようなシーンもない。
艦長が倒れてからは自分が指揮を執るしかないが、助言をくれる人間も皆無。
で、作戦的に失敗する。
成功したと記憶に残るのは、ドメル爆破から艦を守ったとこくらいかな。

「2199の真田さんってただの科学オタクじゃない?」と仰った方もありますが、
仕方ないんです。そういう風に描かれているんだから。
2199の真田は万能じゃない。
危機的なシーンに対応するにはマニュアル通りにしか対応できない凡才…は失礼か、努力型秀才の域を超えていないと描かれている。
それが、2199の制作者が真田志郎に求めたリアルなんだと思うよ。
二次創作されてる方の中にも、以前からそういう見方をしている人も少数ながらいらしたしね。

その真田が「方舟」では後ろ盾にまわり、古代が優れた戦闘指揮を発揮する。
古代については、おお成長したのね、と勝手に脳内補完した。
成長した過程が描かれなくても、勝手に脳内補完して納得できた。
真田については、思わず、ああ、できないまま終わっちゃったのね真田さん、とがっかりしちゃった。
(笑)

結果としては、古代の才能を見抜き、それに任せる度量を持った器の人間として描かれている。
でもさー、そこの過程をさ見たいんだよなぁとか思っちゃうわけ。

デスラーが最後の決戦をあの次元空間の回廊で挑んできたとき、
実弾を使うよう判断したのは真田だとワタシは思っている。
それが真田の成長だったと思っている。

「方舟」での真田は、クルー(=古代)を信頼することで、戦術を組み立てるという成長を遂げている。
できないからあきらめた、んじゃなくて、その変容の過程をね、ちらとでもいいから見ることができたら、
すごく納得して満足できたのにな、と思っちゃうわけです。

惚れた弱みと言ったら語弊があるけど、ま、そこんとこは仕方ないよね。
制作者側から見れば、そんな自己満足知らねーよ、だし。それで当然。
だから、そういう感想を持ったってことだけ言ってみました。
(笑)

で、ワタシはあまりヤマトの二次創作物というのを読んでいないと思います。
だから、同じネタなんて知らないし、
この「方舟」は二次創作的だとは思いませんでした。

TAG : 2199 切り絵 星巡る方舟

テーマ : 宇宙戦艦ヤマト2199 - ジャンル : アニメ・コミック

ヤマトのこと  | コメント : 2  | トラックバック : 0 |

コメント

亜空間回廊での実弾使用の指示は真田副長ですよ!

ポトスさん、こんばんわ…♪

人により見方は違えどもだからこそヤマト。2199ヤマトにしてもこれ然り。

まず、実弾使用に関してですが、亜空間でビーム攻撃が無効なのはヴェルテ・タラン(タラン兄)が申しているように科学者レベルでなければ瞬時の判断は不可能です。

まして、ヤマトのクルーは亜空間の戦闘経験ゼロですからいくら古代が成長したとはいえ、実弾使用にいたるかは疑問が残ります。
ここは当然真田副長のアドバイスととるのが自然でしょう。

オリジナルの真田さんは「多くの《こんなこともあろうか》を持ち合わせていましたが、2199の真田さんはこういったところで副長らしさを発揮していると個人的には思います。

《中性子は水を通しにくいんだよ》

あの名台詞に匹敵するアドバイスだと思いますが……(^^♪

今回、古代くんが活躍しているから真田さんの活躍が実感として捉えにくいと思いますが、真田さん……何故遅れてブリッジインしたのでしょうね? どこにいらしたの……!?

多分、沖田艦長室でしょうね。
ふたりで古代に指揮させてみようと話し合っていた様な気がします。

そしてもう一言、真田さんは古代進に兄、守の面影を感じていたと思います。
薫ちゃんとは別の意味でね……

指揮する古代進をみて《あいつだったら同じことをしただろう……》ぐらいに思っていたと思いますよ。

ところどころで見せる古代の指揮に対する優しい表情は真の真田ファンにとっては物足りないかも知れませんが(笑)、僕は親友の古代守と一緒に戦っている真田さんが自然とイメージされてとても嬉しかったですよ!

男子的視点からの考察ですので、実際は違うのかも知れませんが2199の真田志郎……僕はかなり好きですよ~♪

| 2014/12/12 |  21:23 | S-ドクター #- |  URL | 編集 |

Re:そうそう「 亜空間回廊」だった。

☆S-ドクター様

 こんばんは~コメントありがとうございます。^^

> 人により見方は違えどもだからこそヤマト。2199ヤマトにしてもこれ然り。

 ですね~。
 ヤマトファンは大人な方が多いので気持ちが良いですね。^^

> まず、実弾使用に関して

 あ、そういやタラン兄も科学者でしたっけね。
 うふふー、やはり副長ですよね~。^^

> オリジナルの真田さんは「多くの《こんなこともあろうか》を持ち合わせていましたが、2199の真田さんはこういったところで副長らしさを発揮していると個人的には思います。

 先日たまたま「はやぶさ」の映画を見ていたんですが、
 作中、イオンエンジンのバイパスというシーンで
 「こんなこともあろうかと」が使われてたんです。*^^*
 はやぶさの動画に技師長が説明しているのもありましたし、
 これ、真田さん意識して言わせてるよねーーー*^^*って思ってました。
 閑話休題。(笑)
 そうですね、それぞれの「らしさ」があってよいかと思います~。

> 《中性子は水を通しにくいんだよ》
>
> あの名台詞に匹敵するアドバイスだと思いますが……(^^♪

 そうですよねーーーー!
 ワタシもこのシーン、大好きでっす♪

> 真田さん……何故遅れてブリッジインしたのでしょうね? どこにいらしたの……!?

 そう、これワタシも最初に見た時から思ってました。
 古代たちだって第一艦橋にいたわけじゃないのに、
 いつになっても真田さん来ないってどこいってんの? と。

 艦長室ですか。
 成る程、それもありかもしれませんね☆

> 真田さんは古代進に兄、守の面影を感じていたと思います。
> 指揮する古代進をみて《あいつだったら同じことをしただろう……》ぐらいに思っていたと思いますよ。

 ああ、それは思い至りませんでした。そうかもしれませんね。

> ところどころで見せる古代の指揮に対する優しい表情は真の真田ファンにとっては物足りないかも知れませんが(笑)、僕は親友の古代守と一緒に戦っている真田さんが自然とイメージされてとても嬉しかったですよ!

 えーと、ワタシが真田ファンの代表なわけでも何でもないので、
 他の方は全然違った見方をしている可能性の方が高いと思います(汗)

 古代守と一緒にブリッジに立つ姿、見たかったですね~。
 確かに物足りない部分はありますが、ワタシもひとつの真田像として楽しんでますよ~。

 コメントありがとうございました。
 また語りましょう。(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

| 2014/12/13 |  23:18 | ポトス #Kyq53.yY |  URL | 編集 |

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する