2015/05/31 00:56
ヤマト切り絵90(予定)
誰だかわかりますよね?*^^*
実は、できあがった状態より、この状態が好きだったりします。
黒い背景の中に、浮かび上がる空白の白。
全体像ははっきりしませんが、想像をかき立ててくれて、ワタシはこの状態が好き。^^
ワタシは物欲は割と少ない方だと思う。
特に、ここ数年まわりのヤマトなオトモダチと自分を比べてそう思うようになった。
これはヤマトグッズに限らず、その他のモノに対する執着がすくないというか、
所持したいという欲がどんどん減っているような気がする。
欲しいモノだけあればいい。
「欲しいモノ」は多くはない。
けれど、欲がない聖人君子かと言えばそうではない。
物欲が少ないだけで、もの凄く強い欲求もあるし、執着もある。
ワタシは一般的な好みとは違っていても、割とピンポイントで惚れやすいので、
「これ」と思ったものへの執着は強い。
特に、人に対する執着は強いのだと思う。
けれど、その執着と同じくらい傷つく事を恐れているから、
見返りを求めないことにしている。
つまり、片思いなのだ。
これは、辛いよ?
(笑)
だって永遠に片思いなんだもん。
大好きな人に、
「ああ、あなたのこと別に嫌いじゃないけど、好きでもないよ」
そう言われるのが怖くて、
「相手にどう思われてもいい。ワタシが好きなんだから」
というスタンスをとってしまう。
「ワタシのこと、好き?」
そう尋ねることができない。
きっと、ワタシのことよりも好きな人がいるに違いない。
きっと、波風立たせないために付き合ってくれてるだけ。
ワタシのことが好きだから。
ワタシの何かが面白いと思ってくれているから。
だから、ワタシと付き合ってくれているんだろう。
なっかなか、そう思えない。
これは、ワタシの臆病さであり、プライドの高さだ。
決して潔さとかではない。
三原順作品「はみだしっこ」の中に、マックスがサーニンを羨んで言う台詞がある。
「僕の頭を撫でてくれる人はたくさんいる。
でも、僕の好きな人は、みんな、僕よりもサーニンのことが好き」
(覚えているの、そこ? と突っ込まないでね。^^;)
この台詞自体はとてもハードな背景の切実な内容を含んでいるのだけど、
自分に置き換えてみれば、ようは、無い物ねだりなんじゃないかな、と思う。
手許にないものを、振り向いてくれない人を、だから、追いかけてしまう。
自分の持っているモノを大切にすれば、幸せになれるのにね?
「ねえ、それは本当に欲しいモノかな」
人を信じようと決めた心の隣で、ワタシはそう呟く。
矛盾しているかもしれないけれど。
振り向いてくれないから、手に入らないから好きなんじゃなくて、
一緒にいると楽しいから、好きなんだよね?
子どもの頃の仲間はずれが尾を引いているのかな、とも思う。
でも、それもそろそろ卒業していい時期だ。
あなたが好き。
一緒にいると楽しいから。
一緒にいると幸せな気持ちになるから。
一緒にいると面白いから。
あなたが好き。
だから、一緒に遊んでね。^^
TAG : 切り絵
テーマ : ひとりごとのようなもの - ジャンル : 日記
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